ソロ名義での田中聖のライブ、TANAKA KOKI Presents Easter TOUR 2019の2/5名古屋池下 CLUB UPSET公演に参戦してきました。
KAT-TUNはもとよりINKTでもライブは行ったことがなかったので、正真正銘初めての田中聖のライブとなりました。
今回のツアーのアルバムでもあるEasterがいいアルバムでもあったので、どんな感じのライブになるのか期待もあったし今までの経緯とか考えると不安もありました。
そんなわけで田中聖「TANAKA KOKI Presents Easter TOUR 2019」2/5名古屋池下 CLUB UPSET公演ライブレポになります。
ライブレポ
今回のライブはゲストバンドにPulse Factoryとペンタゴンの二組。
もちろんどちらも初見のバンドだっだので、聖のライブだけでなくこちらもかなり楽しみでしたね。
Pulse Factoryライブレポ
Pulse Factoryは初見でしたが数曲YouTubeで聴いてからの参戦でした。イメージとしては雑ですけども、ちょっとラウドっぽい要素のある今どきの邦ロックバンドって感じ。
実際にライブで観てもそのイメージはそう外れてもなくって、一方で演奏の安定感だとかは思っていたよりも全然良くって。
全体的に華もあるしもっと売れててもおかしくないバンドだな-なんて思いました。ギターの人の喋りめちゃくちゃおもしろかったですしね。笑
今回のライブは聖ファン中心にめちゃくちゃ女性が多かったこともあって、サークルモッシュを煽ってはくるもののなんかめちゃくちゃゆるいサークルになったりしてて、そこに聖が飛び込んできたりしててゆるいのに謎にカオスな空間ができあがっていました。
ライブは全体的に楽しめましたし、Pulse Factoryは今後も観る機会ありそうだなーって思います。
ペンタゴンライブレポ
同じく初見のペンタゴン。V系バンドだと思ってたんですけども登場してきたメンバ-観てもほとんどメイクはしてなくって、あれか、いわゆるソフビか(死語)なんて思ってました。
ゆるく煽りつつライブが始まっていきますが、なんというかデスコア方面とは違った側の最近のV系っぽいバンドだな-って思いました。
WOD煽ってくるんですがPulse Factoryのときのサークルモッシュ同様にやけにゆるい感じになってたのはちょっと笑えました。
ステージ降りてドリンクカウンター前でフロア煽ったりと、結構おもしろいパフォーマンスしててライブはかなり手慣れた感じだな-って思いましたね。
一方で楽曲はV系っぽい曲からゆったりとしたバラードやシティポップ的な曲など、幅広くはあるもののちょっととっちらかって感じたりも。
PAさんがちょっと合ってなかったのか、楽器の音がかなり弱かったのも気になりましたね。
わたしが普段聴いてるV系とはちょっとタイプが違うので、次はないかなーって思います。
ちなみに帰り際にもらったフライヤーに載ってたアー写観たらがっつりメイクしてたのでなんだかなーって気分にちょっとなったり。
個人的にですけど、こういったシーンの違う対バンするときのV系バンドってメイク外しがちなんですけども、これマイナスにしかならないと思うんですよね。
V系バンドってその名の通りヴィジュアル面と音楽が合わさってこそだと思うので、絶対にメイクをしたままの方が訴求できると思うんですよね、特に畑違いのシーン相手に対バンするときは。
田中聖ライブレポ
二組のバンドからバトンを繋いで、満を持して登場する田中聖。
Jumpからスタートしてフロアを一気に飛び跳ねさせ、ブレイクダウンではヘドバンをしっかりと煽って。
そこにはアイドル然とした振る舞いはまったくなくって、ステージに立つのは田中聖という一人のロックシンガーであることはもう疑いようがない。
一方でラップを大胆にフィーチャーした曲も多く、かつてのKAT-TUN時代から田中聖はしっかりと繋がっていて。聖のラップってめちゃくちゃ魅力的だし、明らかに以前よりも上手になってるんですよね。
ラウドに仕上がったピンクスパイダーのカバーやF.O.M.OやGo wayなど、とにかくライブはパワフルで。
ウタヲウタオウでは気持ちよく横モッシュしたり思いっきり声出したり。そしてなによりも、聖自身がめちゃくちゃ楽しそうにライブをしてるんですよね。
UPSETって200人ぐらいのキャパの結構小さい箱なんですけども、その空間を思いっきり楽しんでる聖がすごく印象的でしたね。
ちょっとだけ心残りなのが、Easter収録のThe Canvasが聴けなかったことですかね。メロディの綺麗さもそうですけども、歌詞に込められた聖の思いがすごく強いなってのが伝わる曲なのでぜひともライブで聴きたかったんですけどね、ちょっと残念。
田中聖の復活へ
この日のライブはラウドよりの邦ロック、V系、そしてミクスチャーと振り幅の大きいバンドが揃っててすごく楽しめました。
そしてやはり強調しておきたいのは、アルバムタイトルであるEasterが復活を意味するように、このライブはまさに田中聖の復活となるものとしてすごく相応しいライブになったなと思います。
アルバムにしても、現代のロックに聖のルーツでもあるラップを取り入れた聖にしかできないようなミクスチャーロックに仕上がっていますし、これは紛れもない田中聖の復活祭だなーと。
それこそロック好きにはぜひとも聴いてもらいたいなーって思います。田中聖のイメージが間違いなく変わります。
後半はラップも取り入れてたみたいですけども、個人的にはINKTも最初からこの路線でよかったんじゃないのかなって思うんですよね。KAT-TUN時代のソロ曲でもPIERROTとかかっこよかったし。
一人のロックシンガーとして復活した田中聖。これからも期待したいなーと思います。
以上、田中聖「TANAKA KOKI Presents Easter TOUR 2019」2/5名古屋池下 CLUB UPSET公演ライブレポでしたー。