年間のライブ本数が増えていく一方なので耳への負担が心配になり、先日ライブ用耳栓なるものを試してみました。
実際に使ってみたのはAmazonでの評価も高かったのでこれを選びました。
ライブ用耳栓全般、ってよりも単体の商品のレビューになってしまいますが、まずはライブ用耳栓ってものをとりあえず使ってみた感想として紹介します。
ちなみに今回ライブ耳栓を使ってみたのはヒステリックパニックのどくどくツアーファイナルのZeppNagoya公演。ライブは激しいですしヘヴィなサウンドのバンドなので、いろいろと試せれたんじゃないのかなと思います。
そもそもライブ用耳栓ってなに?
ライブ用耳栓とはその名の通りライブで使用するために設計された耳栓で、音量を耳に安全なレベルまで減らし特に耳に害の大きい部分をカットしつつ本来の音質をそのままに聴くことのできるというコンセプトで作られています。
ライブハウスなど、特に大音量で音楽を聴くことが難聴につながるケースも多いということで最近はこういったライブ用耳栓というものが販売されるようになってきたそうです。
とはいえコンセプトはいいとしても、実際に使ってみたらどうなのかってのは気になるところですよね。ライブを思いっきり楽しみたいけどライブ用耳栓がそのジャマをするようでは元も子もないというところでもあります。
ということでライブ用耳栓のフィット感や音の聴こえ方がどうなのかというところを実際に使ってみたので紹介していきます。
ライブ用耳栓は激しいライブでも外れない?
まずは気になるのが耳栓のフィット感。この耳栓は耳にねじ込むタイプ(いわゆるカナル型イヤホン的なもの)なので、しっかりと耳にハマってる感じはありました。
二種類のサイズが入っていたので、どちらかはサイズが合うんじゃないのかなと思います。
ヒスパニのライブは前列ではかなりモッシュも起こっていて激しい感じでしたが全然外れる感じはありませんでしたね。
また、わたし自身はダイブはしないのですが、発射台はよくやりますし上を転がってくる人に引っ掛けられても外れることはなかったですね。
自分がだいぶした場合となるとわかりませんが、よっぽど下にいる人間より外れるってこともないと思います。
まとめると、ライブ用耳栓はモッシュ・ダイブのある激しいライブでも外れずに十分使用できます。
ライブの音の聴こえ方はどう?
続いて重要なポイントがライブでの音の聴こえ方。耳にフィットするのはいいが音がぜんぜん聴こえないんじゃあ話にならないですよね。
今回ZeppNagoyaということで、前の方に入っても比較的スピーカーは遠かったのですが、ライブ用耳栓をしていても音が聴こえないってことはなかったです。
ただ、間に一枚薄い板でも挟んでいるような聴こえ方というか、音が遠く聴こえる感じではありました。
ライブならではの迫力ある音という点では物足りないなぁというのが正直な感想です。
さらにもうひとつ気になるポイントとして、自分の声も遠くに聴こえてしまうんですよね。
わたしは思いっきり声も出すタイプではあるんですけど、その声がやけに遠く聴こえてしまってその違和感がすごくて気持ち悪くって。
この違和感だけはずっと残ってたのでちょっと不快感がありましたね。
耳が守られている効果は感じる?
そもそもライブ用耳栓って効果はあるのか?ってところですけども、ここに関してはかなり実感はできています。
実際に着けてみると低音の感じ方がかなり違うんですよね。振動をしっかりと防いでくれている感じがあります。
ライブが終わったあとも、いつもは少し音が耳に残っている感じがあるんですけどそれもほとんどなかったので、耳を守る効果はあるんだなってのは実感できています。
まとめ:ライブ用耳栓は自分には合わないかも
とりあえずはまだひとつの製品を使っただけなのではっきりとは言えないんですけども、今のところは自分にはライブ用耳栓は合わないかなーといったところ。
製品によって聴こえ方も違うでしょうし合う合わないはあると思いますので一概には言えないところではあるんですが……。
ただこれからも永くライブを楽しみたいって気持ちもありますし、耳のケアという部分は避けて通れないところでもあるのでさすがに考えていかないといけないなぁとは思うですけどね。
それこそ異常が出てからでは遅いですしね、耳栓だけでなくって普段から耳のケアを入念にするところからまずは始めてみようと思います。
以上、ライブ用耳栓とは?音の聞こえ方は?激しいライブも外れない?実際に使ってみた感想を紹介!でした。