何度もライブに行っているような人ならいざしらず、初めてライブに行くような人にとってライブの服装というのは悩むポイントの一つだと思います。
別にオシャレしたいわけではないけど周りから浮かない程度には場に合わせたい……、そんな方向けにライブの基本的な服装や、あると便利な持ち物を紹介していきます。
服装
基本は動きやすい服装
基本的にはライブの服装は、極端に奇抜な服装だったりしなければなんでもいいものです。
ただ、アーティストごとにどういった格好の人が多いのかの傾向はありますし、あまり周りから浮きたくないですよね。
ですのでまずは初めて行くライブなどでは、私服が多いのかあるいはグッズを着る人はどれぐらいいるのかコスプレする人もいるのかどうかなど、そのバンドの傾向をインターネットで事前に調べていくことをオススメします。
またライブのノリ方、例えばライブハウスなどでは密集することが多いかどうか、モッシュやダイブなどの激しいノリがあるかどうかも服装の選び方の基準になるかと思いますので調べておくほうがベターです。
そういったところも含めて、基本的にはライブの服装の基本は動きやすい服装でいいんじゃないかなと思います。
また、ライブハウスに限らずドームやホール、アリーナなどの大きな会場でも照明や炎などの演出などで暑くなりがちですので、冬でも上着を脱げるようにしておくなど温度に合わせて調節できるようにしておきましょう。
靴はスニーカーがオススメ
履物は基本的にはスニーカーでいくのがベターです。
足を踏まれる危険性もある飛び回ったりするようなスタンディングのライブはもちろん、指定席のライブでも大抵の場合は立って観ることになるので、疲れにくいスニーカーがオススメです。
ライブ会場は床が硬い事が多いですし、女性の場合はヒールの高い履物は足が疲れるので避けたほうがいいかと思います。
足を踏まれる心配などがなければクロックスのようなサンダルあたりまでならギリギリセーフかなと思います。バンギャの人はなぜかクロックス率が高いですね。笑
邦ロックキッズの定番の服装
定番ファッションとしていわゆるフェスなどで多く見られる、邦ロックキッズの定番の服装についても紹介しておきます。
トップスはグッズのTシャツ、アウターもグッズのコーチジャケットやパーカーなど。
パンツはディッキーズのワイドハーフパンツ。
首や腰にはグッズのタオルをかけ、腕にはグッズのラバーバンド。
とりあえずはグッズで身を固めるのがライブキッズの定番スタイルですね。
もともとはスケーターのファッションからきているディッキーズのワイドハーフパンツはカラーバリエーションも豊富でかわいいものも多いので、若い子に人気があります。
似通った服装をすることで周りとの一体感を高められる一方で、似たような格好を嫌がる人もいますので、個人の好みで選んでいくのが良いかと思います。
わたしの服装
ここからはわたしの個人的な服装を紹介します。
わたし自身もあまりライブキッズの定番スタイルはちょっと恥ずかしいということでライブ参戦時の服装は、
トップスはグッズのTシャツ、アウターは基本的に着ないかスポーツブランドのジャケットなど。
パンツはジーンズやチノパンなど。
首にグッズのタオル。ラバーバンドはしません。
といった感じです。
パンツはカーゴパンツなどは小物ををいれやすくバッグを持たずにすむので個人的にはライブでよく履くボトムズの定番ですね、
また、後ほど紹介していきますがドリンクホルダーやスマホをいれられるポーチを使うことで、ライブ中は基本的に手ぶらで観ることができるようにしています。
バッグ
小さめのサコッシュやボディバッグがオススメ
特にスタンディングのライブの場合は人が密集しますので、大きいバッグなどはかなり邪魔になります。
極力荷物は少なく、できれば手ぶらにするのが理想ですがどうしてもバッグを持ちたい場合は小さめのサコッシュやボディバッグなどがオススメです。
グッズでサコッシュなどが売られている場合もあるので、気に入ったものがあればそちらでもいいかなと思います。
ただしやっぱり前の方でモッシュなどをしながらライブを楽しむのであればなるべく手ぶらにするのを推奨しますね。
忘れてはいけない持ち物
ライブを観る際に絶対に必要となる持ち物を紹介します。
忘れると入場できなくなるので、家を出る前にしっかりとチェックしましょう。
チケット
チケットがないと絶対に入場できませんので、絶対に忘れないようにしましょう。
電子チケットの場合は入場時にスマホの画面を提示する必要があるので、スマホを忘れないようにしましょう。また、バッテリー残量にも注意です。
電子チケットはなかなか家に忘れるということはないですが、わたし自身は会場にスマホはあまり持っていかないので車につい忘れがちですね。笑
ドリンク代
チケットと同様に、ライブハウスで入場時に必要となるのがドリンク代です。500~600円程度必要になります。
基本的にドリンク代がないと入場できないので、こちらも絶対に忘れないようにしましょう。
また、ライブハウス内のロッカーを利用する予定の方はロッカー代も忘れないようにしましょう。
ライブハウスのロッカーは大きさに応じてだいたい300円~500円程度ですが、荷物が少ないから小さいロッカーでいいやと思っていたら大きいロッカーしか空いていない、なんてこともあるのでロッカー代も多めに用意しておいたほうがいいですね。
1000円程度の現金を用意しておくとそういった心配もほとんど無くなるかなと思います。
あると便利な持ち物
ここからは実際にわたしが使っている、あると便利な持ち物を紹介していきます。
なるべく荷物を減らしたい人には特にオススメしたいです!
ドリンクホルダー
ドリンクホルダーはほぼ必須アイテムです。
熱いライブでは水分補給は欠かせませんが、ペットボトルなどはどうしてもかさばってしまい邪魔になりますし、飛び跳ねているうちに落としてしまうこともよくあります。
ペットボトルにドリンクホルダーをかけて、ぶら下げずにポケットに入れておけば揺れて邪魔になることもないですしポケットから飛び出ても安心です。
ドリンクホルダーを忘れて今まで何度ペットボトルをどっかやっちゃったことか……。
また、Zepp系列のライブハウスではドリンク交換の際にペットボトルのドリンクを選ぶとドリンクホルダーも一緒にもらえますので、そちらを使ってもいいかなと思います。
タオルホルダー
ライブ中は首に巻きつけることの多いタオルですが、ヘドバンすると緩んだりダイバーに引っ掛けられたりで意外とタオルは無くしがちです。
簡易的なタオルホルダーとしてはぱっちんベルトがタオルの留め具にオススメです。
リストバンドなんかで代用もできますが、首に巻いたタオルをパッチンバンドで留めておくことで驚くくらいに本当に外れません。
またアウトドアグッズでタオルクリッパーやホルダーといったアイテムもあるので、こちらもベルトにかけることもできて便利です。
わたしも今まで何枚もタオルは無くしてきましたので、こういったアイテムを使うことがぜひオススメです!
スマホポーチ
ライブ中にスマホを落とす人は本当に多いです。バッグを持っていない人はポケットに入れているだけの人が大半なので、そりゃあ落とすよなぁという感じではあるのですが。
個人的にオススメしたいのがスマホポーチですね。
カラビナでパンツのベルトループに引っ掛けたり、ポーチ自体にベルトループがついているものであればベルトに一緒に通すことでポーチが揺れたりすることも防げます。
また、ポーチに入れたまま操作できるタイプのものもありますし、防水仕様のものであれば野外フェスなどでも使えて便利です。
スマホの紛失防止はもちろん、鍵などポーチに小物を入れることもできるのでスマホポーチはめちゃくちゃ便利でオススメです!
スマホストラップ
ポーチですら邪魔だなぁという方には、カールコードタイプのスマホストラップがオススメです。
ストラップのカラビナをパンツのベルトホールにかけておき、スマホ自体はポケットに入れておけば邪魔にもなりませんしポケットから飛び出しても紛失することはありません。
コンパクトにスマホの紛失を防げますので、できる限り身軽にしたいという方にはぜひともオススメです。
コインケース
ドリンク代やロッカー代など、ライブハウスでは小銭を使用することが多いのでコインケースもあると便利です。
スマホ同様に落下防止にリールタイプのストラップなどを付けておくと便利ですね。
耳栓
ライブ会場は基本的に大音量で音楽が流れます。たまにしか行かないぐらいであればそれほど気にしなくてはいいとは思いますが、ライブに頻繁に行くようになってくると耳へのダメージにも気をつけないといけません。
最近ではライブ用耳栓といったものもあり、完全に音は遮断せずにライブを楽しみつつ耳へのダメージを軽減することができます。
慣れるまでは邪魔くさかったりしますが、実際に使ってみるとライブが終わった後でもほとんど耳鳴りがしないなど、たしかに耳へのダメージを抑えてくれている安心感があります。
ライブ用耳栓は様々なタイプのものがあり値段も幅広く何から使えばいいのかと悩みますが、まずはライブ鑑賞用のもので安価なものから試すのが良いかと思います。
ライブにハマっちゃった!たくさんいきたい!って人にはできる限りライブ用耳栓を着用してほしいなと思います。
万全の準備でライブを思いっきり楽しもう!
定番の服装からあると便利な持ち物などをいろいろと紹介してきました。
基本的にはわたしのようなフロアの前方で暴れながら楽しむような人向けのアイテムを中心に紹介してきましたが、ライブの楽しみ方は人それぞれ。
楽しみ方に合わせて必要なアイテムを揃えて、準備万端でライヴを思いっきり楽しみましょう!
以上、ライブの服装って?定番の服装とあると便利な持ち物を紹介します!でしたー。