【ライブレポ】04 Limited Sazabys「YON EXPO」さいたまスーパーアリーナ公演感想!

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04 Limited Sazabysの最高キャパを更新するさいたまスーパーアリーナワンマンYON EXPOに参戦してきました!

ツアーファイナルやアニバーサリーだとかの特に節目というわけでもないアリーナワンマンということで、なんというかフォーリミもでかくなったなぁという感慨深さもありますが。

今回のYON EXPO。万博を意味する言葉を掲げているだけあって、ただのワンマンライブというだけじゃあ収まらない、一日遊べるようなイベントになっていました。

同じくフォーリミが主催するYON FESの会場となっているモリコロパークはもともとが愛知万博の開催地でもあり、フォーリミと万博には少なからぬ縁がありますね。

というわけで、ライブを含めたYON EXPOというイベント全体のレポをしてきたいと思います。

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フォーリミが作り上げた空間

YON EXPOはライブ以外の部分にも本当に手がかかっていて、それこそ野外のYON FESではできないようなことを詰め込んでみたような感じで。

YON FESは地元との繋がりだったりとか、外への広がりを感じさせることが多いのですが、このYON EXPOはフォーリミの内側の部分が具体化したものが多いのかなと感じましたね。

ゲームコーナーやガチャガチャ・カラオケなどの遊べるコーナーに、メンバーモデルの楽器が実際に触れるブース、フードにはYON FESでも好評だった麺屋おがたも登場するなど盛りだくさん。

そしてなんとなんと、バンド名の由来にもなったサザビーのプラモデルをHIROKAZさんが実際に手掛け、それが展示されたブースまで。

フォーリミをこれまで作り上げてきたものが具現化したようなYON EXPOのブースは本当に楽しいの一言だったし、SEED発売時のインタビューなどで言っていたカルチャーを作りたいということがここに繋がっているのかなって思いましたね。

ただ2時間ライブを楽しんで終わりというだけじゃなくって、一日通して楽しめるイベントとなるように。今までのライブという概念をアップデートさせるような、フォーリミのチャレンジYON EXPOからは感じました。

YON EXPOライブレポ

とはいえです。いくらライブ以外も楽しめると言っても、やっぱりみんなライブを観にきているわけで。ステージに立つフォーリミを観にきているわけで。

さながらディズニーのパレードとでも言いましょうか。楽しかった一日を締めるのは極上のライブでないといけないのです。

そしてさいたまスーパーアリーナのステージに立つフォーリミは間違いなく最高でした!

ライブ本編

開場時間になり、アリーナに少しずつ入場していくキッズたち。ブロック指定のアリーナで、わたしはKブロック。

チケットでこのKブロックという文字を見たときは正直驚いたというか、いやいやK???ABCDEFGHIJの次のK!?とちょっと困惑半分落胆半分だったわけだけども。

いやはや、アリーナに入ってみると、たしかにアリーナ後方ではあるもののステージを正面に捉え、さらにはセンターステージもすぐそこでこれはこれで悪くないぞ!と一気にテンション上がりましたね。

開演時間は17時半。ジャストに始まることはなく、10分ほど過ぎた頃に流れ始めるオープニング映像。

メンバー4人それぞれをユニークに映し出しつつ、さいたまスーパーアリーナに集う04 Limited Sazabys。

一曲目のNow here,No whereからもう情報量多すぎのステージで。ビシッとスーツ姿にキメた4人、ステージにかけられたカーテンに歌詞の映し出される演出。この一曲でちょっと参りましたと言いたくなるくらいに、とてつもないものを魅せつけられてしまって。

WarpKitchenとフロアを飛び跳ねさせて、3曲しか演ってないのにスーツ熱すぎ!ってことでさっそく脱ぎだすメンバーたち。

今回はレコ発も兼ねているということでニューシングルSEEDからまずはCycleを披露。さいたまスーパーアリーナの広い空間に響くcycleのサウンドは、まさにここで鳴らすためにできたように綺麗に響き渡っていて。

Cycleのメジャー感はちょっとこれまでのフォーリミとは少し違った感じがあったけれど、さいたまスーパーアリーナのようなデカ箱で聴くと今のフォーリミの立ち位置がはっきりとわかってすごく理解できちゃうなぁと。

ここからMessageに繋がっているくんだけども、ここで一気に空気感がかわるというか。Cycleでアリーナバンドを見せつけたかと思えば、Messageで一瞬でライブハウスの雰囲気に持っていってしまうような、会場の沸き具合が凄まじかったですね。

My HEROfictionと畳み掛け、さらに新曲Montageを続けざまにぶちこんでくるここの破壊力。

Montageは第一印象はフォーリミっぽくないなぁといった感じだったんだけど、ライブで聴くとイントロのベースからゴリゴリにヘヴィでバチクソにかっこよくって、らしくないなというよりも新しいなと感じさせてくれるようで。

midnight cruisingはアリーナの天井を覆い尽くす光の演出からしてもう素晴らしすぎたし、この曲は大きな会場になればなるほど映えるなと思い知らさせれます。

RYU-TAさんがテンション行き過ぎちゃったのか、なに言ってるかわかんないようなアオリをカマしてくれたかと思えば、それをネタにGalapagosに導入していくのがもう上手すぎて。

久々に聴くme?は歌詞もさいたまスーパーアリーナ仕様の特別版で、RYU-TAさんの曲フリではじまったswimも広い会場で聴くのはホントに格別。

楽器を持たないで歌ってみたいんだよねーなんてことをGENさんが言いながらアコースティックコーナーが始まり、いよいよくるんじゃないのこれって思いながら一気にテンション上がる自分。

アコースティックバージョンのlabyrinthを歌いながら、思ったとおりセンターステージに向かってくるメンバーたち。曲の後半の頃にはセンターステージにたどり着いてくれていて、わたしのKブロックからはビッグエコーかよと突っ込まれていたRYU-TAさんのマラカスやKOUHEIさんのタンバリンの音が聞こえるほどで。

KOUHEIさんがカホンを叩き、RYU-TAさんがベースを弾き、アコースティック二曲目はhello。暗くなったアリーナに灯り始めるスマホのライトがめちゃくちゃ綺麗で、しかもこれが自発的に始まったというんだからやっぱりライブって奇跡みたいなことが簡単に起きてしまうんだなぁって。

もう一曲Shineを演ってアコースティックコーナーは終了し、またメンバーはメインステージに。

ちょこちょこ挟まれる麺屋おがたのネタ映像は熱いRYU-TA酷使の様相で、幕間のいい箸休め的な感じで。

メインステージで楽器を準備するメンバーたち、GENさんがいつもの水色のベースではなく赤色のベースを持っているのが目に入って、また一段と自分も気合が入って。

ドロップチューニングのUtopiaAlienとラウドな曲を続け、さらにハードなdiscordまで繋いでくるここが間違いなく最後の暴れどころ。

大事な曲だからフェスとかではなかなか演らないと紹介されたHorizon。この曲を聴けるのはいつも特別なときばかりで、去年のメリロではサポートに入ってくれたSUPER BEAVERの柳沢さんが好きな曲だからって特別に披露されたくらいで、普段はなかなか聴けないこの曲をさいたまスーパーアリーナで聴けたのは本当に嬉しいことでした。

シングルSEED収録のPuzzleもしっかりと披露されて、これもなんだかんだで最近聴けてなかったなっていうLetter

歌詞を飛ばしちゃうmilkも、ワンマンだから許してねって甘えちゃうGENさんもそれを言っても許されるこの空間の平和さというか。

まだまだ前へ進むという思いを込めたFeelもそうなんだけど、LetterとかEureka収録の曲って特にしっかりと曲に思いが込められているから、言葉にしなくても曲が思いを語ってくれるしただ歌ってくれるだけで一つになれるんだろうなって思う。

本編ラストを飾るmonolithでは、さいたまスーパーアリーナでこの曲知ってるやつ何人いんの!?なんて煽られてもそりゃみんな知ってるに決まってるだろってツッコミが返ってきそうだし、そのかわりに特大サークルモッシュでお返しするのがフォーリミとファンの関係性なのかなと。

この日はほぼブロックの前のほうで観ていたのでサークルとかにはほとんど参加していなかったんだけど、ラストのmonolithだけは思いっきり走りたくなっちゃってサークルに突っ込んでいっちゃいました。

アコースティックコーナーのときのようにスマホのライトを掲げ、アンコールを待つアリーナ。

アンコールに応えてくれ、披露されたのはSquallRemember。Rememberでは銀テープも舞い上がって、まさにクライマックス。

エンディング映像も流れ始めて終わりだなぁって思ってたらなにかがおかしい。soupをバックにお風呂の水を飲みなにかを掴んだような顔をする麺屋おがた。熱い酷使はまだ終わらない。

そう、こんなんじゃ終われないでしょ!ってメンバーが再度登場し、ラストはワンマンのアンコールでしか演らない曲と紹介されたGive me

なんというかね、フォーリミのライブでラストにGive meを聴けることの多幸感ってハンパないし、この曲で終われるライブはマジでいいんですよ。

もちろん演ってくれるだろうなって期待はしてたけど、これで締めてもらえるのはやっぱり格別すぎて。

楽しかった一日を締めくくるYON EXPOのライブは圧倒的に最高すぎました!

セットリスト

今回のセットリストは全体的に優しめというか、もちろん攻めるところもあるんだけども全体としては包み込むような暖かさを感じるセットリストだったっと思うんですよね。

アリーナという空間もそうだろうし、フォーリミの今のステージにいるからこそなのかなとも感じましたね。

  1. 本編
    1. Now here,No where

    2. Warp

    3. Kitchen

    4. Cycle

    5. Message

    6. My HERO

    7. fiction

    8. Montage

    9. Chicken race

    10. midnight cruising

    11. Galapagos

    12. me?

    13. swim

    14. labyrinth(アコースティック)

    15. hello(アコースティック)

    16. Shine(アコースティック)

    17. Utopia

    18. Alien

    19. discord

    20. Horizon

    21. Puzzle

    22. Letter

    23. milk

    24. Feel

    25. monolith

  2. Encore

    1. squall

    2. Remember

  3. W.Encore

    1. Give me

YON EXPOが終わって

過去最大キャパのライブという、一つの大きな山場を終えて。

すぐにFCツアーなんかも控えてたりはするんですけども、名古屋のチケット取れてはいるんだけど仕事の都合で行けなかったりはするんですけど……マジで死にたい……。

来年の年明けからのツアーだったり、YON FES開催決定だったりと告知もいろいろとあり、まだまだ楽しみが尽きませんね。

フォーリミがこれから作り出していくカルチャーがどんなものになるかこの目で見てみたいなって思うし、まだまだフォーリミには戦っていってほしいなとも思います。もちろん音楽面でも。

とにもかくにも、愛知から遠征しただけの甲斐は間違いなくありましたね。次回YON EXPOやるならぜひともポートメッセなごやで!よろしくお願いしたい!

以上、04 Limited Sazabys「YON EXPO」さいたまスーパーアリーナ公演ライブレポでしたー!それではまたー。

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