ヒステリックパニックの平成最後を飾るワンマン、オワリとハジマリTOUR 2019 4/30名古屋CLUB 3STAR imaike公演に参戦してきました。
4/30の公演ということで、ヒスパニにとってもわたしにとっても正真正銘平成最後のライブとなりました。
どう考えてもプレミアムなライブになる予感しかないこの日、これほど平成最後を飾るのに相応しいライブもなかったんじゃないかなと思います。
それではヒステリックパニック「オワリとハジマリ TOUR 2019」4/30名古屋CLUB 3STAR imaike公演ライブレポになります。
ライブレポ
この日のライブはもちろんソールドアウトしていたんですが、キャパ200の3STARに対してわたしの整理番号が190番代。それでもわたしの後ろに結構な人数が並んでいたので、たぶん250人ぐらい入れてたんじゃないかなと思います。圧倒的キャパオーバー!
入場もめちゃくちゃ押してたし、開演前は会場に全然収まりきっていなかったし。ドリンクチケットも切れちゃってて手にスタンプを押してもらってドリンクカウンターで見せてねなんて言われるくらいで。
ちなみにスタンプは案の定ライブ中に消えちゃいました。笑
消えたって言えばドリンクもらえるんじゃないかなって気もしましたけど、終演後は人がいっぱい並んでてめんどかったのでそのまま帰っちゃったんですけどね。
ライブ本編
キャパオーバーに詰め込まれていたのもあって開演時間も結構過ぎてのメンバー登場。サングラスをかけた$EIGOさんもチャラく盛り上げ。
もうオレたちには時間がないんだ、最初っから全開で行くぞ!というともさんに煽られ、初っ端からフロアを2つに分けてうそつき。でWODからのスタート!
ブレイクダウンでピットもガンガンに開くし、開演時間が遅れたこともあってフロアのフラストレーションもめちゃくちゃ溜まってたのがよくわかるしましてや平成最後のプレミアムライブなわけで、そりゃ出し惜しみなんてできないよなと。
出し惜しみできないのはヒスパニメンバーも一緒のようで、続くねこ地獄でもガンガンに煽ってくるし、シンデレラ・シンドロームでもフロアから上がる声のでかさが凄まじい。
Love it!のサビのフリなんかでも、ともさんがステージ上でやってくれてるのはもちろんだけども、そもそもがそんなの必要ないと言わんばかりにフロアの一体感が素晴らしくって、そのあたりはガチ恋ダークネスも同様で。
曲間のメンバーコールもエグいくらいに声が上がりまくってて、MCの間くらいは休んだほうがいいよなんてともさんに言われるくらい。
Suicide Squadのツインギターの絡みだったりベースの跳ね具合だったり高速ドラミングだったりともさんのシャウトだったり、相変わらずにバンドのテクニックはハイレベルに安定してる。
楽曲の幅広さも相変わらずで、ゴリゴリにハードな楽曲が揃ってる一方でShut upではスカのリズムで踊らせにもくる。
Nullではサークルを煽り、ウンチメンタルではコールアンドレスポンスを煽っていく。
今年リリースのウンチメンタルも、わたし自身もすでにライブでも3回目ですしこの日にきているような人達からすればもうコールアンドレスポンスもお手の物というところじゃないでしょうか。
ヒスパニ流の名古屋ソング世界の尾張が聴けるのも間違いなくここ名古屋だからこそだし、このあとにVAMPなんて続くものだからどんどんプレミアム感も増していきます。
ついにMCで休むようになってきたいよいよフロアもギリギリな中で、俺たちなりに別れを歌った曲として紹介されたHolograph。
ヒスパニらしく激しさもあるんだけども、それ以上にサビのメロディのすばらしさというか。キャッチーなメロディはヒスパニにとっては十八番というところですけども、こういった切ないメロディもめちゃくちゃよくって半端なく染みます。
ヒスパニ節全開の憂&哀もここで聴けたのはめちゃくちゃ嬉しいし、なんてったってラウドルで掲げられるサイリウムの数も今まで見たことないぐらいの数で。
曲のフリだとかもそうだし、このアイドルノリもヒスパニのライブの楽しいところのひとつですよね。ごった煮のエクストリームJ-POPという言葉は皮肉でも何でもなくヒスパニを的確に表していると思います。
全日本ぬるぬる音頭でもゴリゴリの序盤ではガンガンにサークル回して、後半ではコールアンドレスポンス。ライブ終盤でもめちゃくちゃでかい声が上がるし、サークル回っててもフロアびっちょびちょで滑るしでもうとんでもない圧倒的カオス感。
続くかえるのうたもドラムだけでコールができるのがちょっと流石すぎるフロアの一体感だし、ここからのおわかれかいへ繋いでいくのも上手すぎる。
大サビではリフトが上がりまくって特大のシンガロング。この日のライブの激しさを考えればフロアも間違いなくギリギリのはずで、それでもまだまだとてつもない声が上がるのは凄まじいし自分自身もそれに負けてられないなって気にもなります。
さらにラスト一曲に披露されたAM27:00。ここでこの曲をもってこられるのちょっと反則すぎるし、こんな後ろ向きの歌詞の曲なのにそれでもフロア中が一体になっておわかれかい以上のリフトの数でシンガロングしているともうポジティブにしかなれないし、それくらいのこのライブは素晴らしかったしその本編ラストを飾るのにこれだけふさわしい曲があるだろうか。
もうホントにアンコールなくってもいいんじゃないかってくらいに出し切った感じだったんですけども、それでもフロアから上がるアンコールに応えて再度登場したヒスパニメンバーたち。
いくつか告知をしたあとに、一曲しか演らねーぞ!と披露されたのはWiLL!ヒスパニにとっての始まりのこの曲は間違いなくこのツアー、オワリとハジマリのラストはこれしかない。
個人的にもこの曲はこの日にどうしても聴きたかった曲でもあったし、本当にここで聴くことができて良かったです。
平成最後のライブにヒスパニを選んで良かった、心からそう思える最高のライブでした。
セットリスト
- 本編
- うそつき。
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ねこ地獄
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シンデレラ・シンドローム
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Love it!
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ガチ恋ダークネス
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Suicide Squad
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Shut up
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Null
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ウンチメンタル
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世界の尾張
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VAMP
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Holograph
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憂&哀
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なんてったってラウドル
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全日本ぬるぬる音頭
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かえるのうた
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おわかれかい
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AM27:00
-
Encore
- WiLL
最高の平成最後!
このヒステリックパニックというバンドに対しては、名古屋のバンドということもあってわたし自身めちゃくちゃ贔屓目で見てますし、ヒスパニ自身も名古屋を贔屓してくれているのでなおさらそうなるよなというところではあるんですけども。
とはいえ贔屓目だけで応援しているようなバンドでもないし、そうでなければわざわざ平成最後のライブに選ぶなんてことはなかったわけで。
ただね、ともさんは平成最後のライブに選んでくれてありがとう、なんてことを言ってくれましたけども、わたしたちにとっても平成最後の日に名古屋でライブをしてくれて本当にありがとうなんですよ。ライブを演ってくれなきゃライブにはいけないわけなんですから。
そして間違いなく最高の平成最後にしてくれたわけで、もう感謝しかないしこれからのヒスパニにもめちゃくちゃ期待しちゃいますよねっていう。
秋にアルバムリリースからのツアーもありますし、相変わらずの名古屋びいきでサカエスプリングやFREEDOM NAGOYAにも出演が決まっています。
最高の平成最後を与えてくれたヒスパニは、令和でも突き進んでいってほしいなと思います。
以上、ヒステリックパニック「オワリとハジマリ TOUR 2019」4/30名古屋CLUB 3STAR imaike公演ライブレポでしたー。