2021年ももう終わりですね、一年が本当に早い……。
ブログは全然書けてはいませんが、今年もたくさん音楽を楽しむことができました。
ということで恒例のお気に入りアルバムの紹介をしていきたいと思います。
いやね、いつも12月のリリースのギリギリまで待ってから記事を書き始めているので投稿が遅れちゃうんですね。
出たものだけでも先に書いておけばいいじゃんってのはナンセンスです。言わないお約束。
ちなみに、アルバムといいつつEPとかそのへんも含めちゃっています。アルバムの定義とは……。
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2021年上期のお気に入りのアルバム15選を紹介します!
- お気に入りアルバム国内盤
- DEVILOOF「DYSTOPIA」
- JILUKA「IDOLA」
- アルルカン「世界の終わりと夜明け前 / サイレン」
- Gaupel, Sable Hills, Earthists.「BIRTH ep」
- IRIE BOYS「Buddys FM 045」
- RADWIMPS「FOREVER DAZE」
- AGE FACTORY「Pure Blue」
- Made in Me.「Re:Habilis」
- DEXCORE「18」
- そこに鳴る「7 ultimate materials」
- XANY「ABSTRACT」
- Crowsalive「Twilight World」
- 眩暈SIREN「喪失」
- 関ジャニ∞「8beat」
- Sailing Before The Wind「Immemorial」
- お気に入りアルバム海外盤
- まとめ
お気に入りアルバム国内盤
まずは国内盤からです。合計15作、やっていきましょう。
DEVILOOF「DYSTOPIA」
DEVILOOFの3枚目のアルバム。
今作はクリーンは一切なしのコンセプトで曲ごとの差別化が難しそうなところを、しっかりとそれぞれの曲に個性があってこのあたりはさすがです。
テクニカルなプレイからトラップやジェント、さらには和楽器を取り入れるなど海外のバンドではできないようなアプローチは本当にユニークな部分ですね。
多彩なスクリームのエグさはもう間違いないところですし、クリーンもたしかに無いんだけどラップなどの試みもありどことなくキャッチーに感じるのも良いですね。
アルバムごとにコンセプトをガラッと変えつつもクオリティの高い作品を送り出してくれるので安心して聴けますね。
JILUKA「IDOLA」
前作「Xtopia」と合わせて一つの作品とのことですが、個人的には今作のが断然好み。
クリーンが中心だった前作に比べて今作はスクリーム多めでエクストリームさが帰ってきましたし、バカテク演奏技術もJILUKAならもう今さら驚くことでもないですね。
プログレッシブ色の強い「KUMARI」やエレクトロな「Eclipse」、トラップの入った「BaLa-DeDa」など幅広くモダンなメタルをかき集めた作風もJILUKAらしさです。
それこそこういうチャラい作風もらしさ全開ですし、これだけレンジが広いメタルをやれるのはJILUKAなればこそですね。
いやほんとに、V系とかのくくりなんて関係なしに国内メタルのすごい重要なバンドだと思うんですよね、JILUKAって。もっと注目されてもいいと思いますよまじで。
アルルカン「世界の終わりと夜明け前 / サイレン」
アルルカンのシングル2枚をくっつけたコンプリート盤。
5曲入りのEPながらアルルカンの今の魅力が詰まった作品になっています。
クリーンなエモ感のあるものからソリッドなハードなものまで、ギターサウンドの良さは健在。
ボーカルの表現力もすごく良くなっています。
そしてなにより「世界の終わりと夜明け前」がめちゃくちゃいい、ぶっ刺さってしまいました。
なんというか、今までよりも一段回上にきたようなネクストステージを感じさせる一枚だなぁと思います。
Gaupel, Sable Hills, Earthists.「BIRTH ep」
国内のメタルコアシーンの次世代を担う3バンドによるスプリットEP。
メロディックなメタルコアを突き詰めるSable Hillsの「Crisis」、壮大なスケールとドラマティックに仕上がったEarthists.の「Overvision」、国内メタルのニュアンスも感じさせる宇多田コアと話題にもなったGraupelの「Apathy」、どの曲もそれぞれのバンドの持てるものが注ぎ込まれていて素晴らしい作品になっています。
それぞれのカバーも遠慮なしに各バンドの個性が押し込まれていて、どの曲も完全に自分たちの曲にしてしまっていて良すぎちゃってます。
なんというか思い出したんですよね、自分が国内のインディーメタルコアシーン強くないかって思うようになったのってこの3バンドのおかげだったなぁって。
それがあらためて確信できたというか、いつまでも次世代だとか言ってるようなバンドたちでもないと思いますしさっさと羽ばたいちゃってよって思います。
IRIE BOYS「Buddys FM 045」
パンクサウンドをベースに国境を感じさせないレゲエだったりだったり民族音楽的なエッセンスが合わさってすごくユニークなロックを聴かせてくれます。
今まで数曲つまんで聴いたりはしてたんですけど、あらためてフルアルバムで聴くとめちゃくちゃかっこいい!
ハードコアになりすぎずラウドにも寄りすぎず、個人的にはすごくちょうどいいフィットするサウンドに感じます。
それこそ初期のSiMに通じるところがあるような感じでかなり気に入りました。
一度タイミング合わせてライブも観に行きたいなって思います。
RADWIMPS「FOREVER DAZE」
最近のラッドのアルバムでは久々に突き刺さりました、良いです今作。
1曲目の「海馬」のビート感とホーンの音の気持ちよさから一気にやられて、そっからは楽曲の幅広さがもう楽しくてしょうがなくなりました。
ポップなエレクトロが気持ちのいい「TWILIGHT」や開き直り的な歌詞すらもトラックに乗せるとかっこよく聞こえる「匿名希望」だったり、序盤から粒揃いです。
新しいなと感じる曲がある一方で、「桃源郷」みたいなラッドらしさど真ん中な曲を聴くと安心しちゃうし、しっかりと美味しいところは残しておいくれるのは嬉しい限りです。
最近のラッドはあまり合わないなって思ってるところもあったんですけど、一周回ってかすごく良いなって思えますね。
AGE FACTORY「Pure Blue」
先行リリースの「AXL」がぶっ刺さってしまってめちゃくちゃ期待していたAGE FACTOYの4thフルアルバム。
実際にアルバムを通して聴いてみると、「AXL」のようなミクスチャー色よりも情念たっぷりなエモ・オルタナティブな雰囲気のほうがやっぱり好みだなぁ思わされてしまいました。
JESSEをフィーチャーしたLight offもミクスチャー的ともいうよりはチルっぽい仕上がりでこれはこれで気持ちがいい。
そういう意味ではいつも通りな作風だとは思うんであうけどもその純度というか、アルバムタイトル通りピュアな仕上がりだなぁって感じます。
10曲でわずが25分、それも無駄を削ぎ落としたからこそなのかなと思いますし、聴き終わると不思議と短さを感じさせないむしろすごく満たされてしまいます。
Made in Me.「Re:Habilis」
名前こそ認識していたものの、しっかりと聴いたのは今作がほぼ初めてなバンド。
ラップに男女混声のJ-POP的な雰囲気と、海外のポップスのニュアンスを取り込んだなんというか新世代を感じるミクスチャーですね。
ただポップなだけでなくバンドサウンドはエモなエッセンスも随所に散りばめられて、ロックバンドとしてすごくセンスフルな楽曲が揃っています。
個人的に1曲目がSEでなく短い曲でオープニングになっている構成的がすごく好み。
なんかすごく売れそうな匂いを感じるバンドですね、自分が注目しているバンドにしては珍しく。笑
気になるので一度ライブも観に行きたいと思います、規模でかくなっちゃって観れなくなっちゃうかもですし。
DEXCORE「18」
ミニアルバムながらSE込みとはいえたっぷり9曲収録されていて、ボリューム的にはむしろフルアルバムに近いレベル。
先行で配信されていた楽曲が個人的にあんまり刺さってなかったんですけど、アルバム通してあらためて聴くとなんだか全然違って聴こえてすごくいい。アルバムVerだったりSEが追加されていたりと既存曲も工夫が凝らされてるのは良いですね。
かつてのデスコアというところからは離れてきてはいるものの、ヘヴィなパートとサビで突き抜ける爽快さはDEXCOREのコアな部分でここは依然変わらずですね。
トラップの入った「EARTHWORM」みたいな曲からアグレッシブに疾走するメタルコア感高めの「Who’S fault?」、ラストの「20」はエモ感の強いクリーン主体の曲だったりと、前作からさらに幅を広げてきています。
クオリティの高さにはもはや驚くとこでもないというか、そりゃこれくらいの作品出してくるよなってある意味では安心感もあります。
コアな部分がある程度削ぎ落とされて、ボリューム的にもすごく聴きやすいですしこれからのDEXCOREの名刺的な作品になっていくように思います。
そこに鳴る「7 ultimate materials」
7週連続シングルを配信限定かな?一つにまとめたコンプリート盤みたいな作品。
そこに鳴るって自分の中ではなんというかテクがすごいけどいまいち楽曲は刺さんないなってバンドだったんですよね。
それが前作くらいからそこに鳴るらしさというか、バンドとしてのカラーが強くなってきてそこからは個人的にもかなり好きなバンドになってきています。
そこに鳴るらしさを感じるのって、男女混声のボーカルワークはもちろんですがメロディに個性がついてきたなって思いますし、「渇望の日」みたいにテクは抑えめでボーカルのメロディで推していく曲ができるようになったにも感じます。
他にもダークな雰囲気だったり、昔から持っていた要素が長く続けていくうちに馴染んできたというか、ものにしてきたというか。
あとはなんというかもう単純に曲が良くなりましたよね、そのおかげで演奏技術の高さがさらに見栄えが良くなりましたし。
今作もどれもシングルとしてリリースしただけあってすごく満足な作品でした。
XANY「ABSTRACT」
今作で初めて聴いたバンドです。いやもうね、かっこよすぎてぶっ刺さりです。
いわゆるヘヴィなミクスチャー的なサウンドでグルーヴはマシマシ、さらにエレクトロな雰囲気にエモ感のあるボーカルにもうなんというかわたしの好みを全方位からチクチクしてきます。
スクリームしないのもいいですよね、ヘヴィミュージックの最先端を突き進んでいるようなサウンドで本当にかっこいい。
こっから次はどんな作品を作っていくのかもう今から楽しみでしょうがないです。
Crowsalive「Twilight World」
Crowsaliveの1stフル、2021年は本当に精力的に作品をリリースしてくれてすごく楽しめました。
今作はこれまでの活動の集大成的な一枚で満足な仕上がりです。
「Hyper:ventilation」は完全に生まれ変わってもはや別曲になっていますし、このアレンジで今のバンドの方向性がよくわかります。
どれだけアレンジが壮大になっていってもバンドとしてのサウンドはしっかりと存在感がありますし、そこがコアになっているのは変わりないように思います。
既存曲もアルバム全体的の流れにしっかりとフィットしていますし集大成的な作品でありながら、しっかりとアルバム一枚としてのまとまりが形成されているんですよね。
この作品1枚で今のCrowsaliveの立ち位置がしっかりとわかりますし、どれだけ凄いことをやっているかもよくわかる、これから何年経っても聴き続けるようなそんなアルバムです。
眩暈SIREN「喪失」
眩暈SIRENの1stアルバム、発売延期がありやっとこさ発売されました。最近の楽曲では「夕立ち」が好きすぎてアルバムも期待したのもあってすごく待ち遠しかったです。
このバンドのエモーショナルさはもうアニソン的で、実際にアニメのOPに起用されていたりするほどで。
バンドのイメージやビジュアル、音楽性など世界観の作り込み具合が完璧というか、一切の違和感がない完全さがあってそれはこのアルバムでも間違いないところです。
個人的にはこのバンドの楽曲にあんまりスクリームはいらないなって思っているんですけど、今作ではスクリームがすごく丁度いい感じでした。
個人的に国内のバンドでは最エモと思っているバンドですがその期待に違わずめちゃくちゃ情念たっぷりな一枚を届けてくれて満足です。
関ジャニ∞「8beat」
現在の体制になって初めてのアルバム、個人的にもやっとリリースしてくれたなぁって感慨深さもあります。
今の関ジャニ∞でもこれだけのことができるんだぞって提示してくれているような一枚で、良く悪くも幅の広い楽曲が収録されているのでロックな関ジャニ∞を期待していると物足りないと思います。
個人的には、今の5人でもこれだけエンターテイメント性の高いアルバムを作ってくれたのは嬉しかったですし、十分に満足できている一枚です。
ただまぁ、バージョン違いのボーナストラック的な曲にもいい曲が多かったので、「赤裸々」とか「ズタボロ問答」とかね、そこはちょっともったいないのかなぁって思ったりも。自分は全部買ったのでまぁ良いんですけども……。
Sailing Before The Wind「Immemorial」
SBTWの初期曲の再録曲を中心に一枚にしたためたEP。
もともと知っている曲もあったんですけども、再録にあたって音質がクリアになっているしですごく聴きやすくなりました。
まぁでもそれ以上に、あらためてこういったメロディックなメタルコアって良いなぁって思っちゃったんですよね。
なんというかね、もうギターのメロがロックマンなんですよね、ロックマン。そんなん全人類の男の子が好きなやつじゃないですか。
サウンドは重たくてもダークにはならない、メロディの良さがふんだんにまぶしてあるSBTWの魅力が詰まった一枚ですね。
お気に入りアルバム海外盤
今年は今まで知らなかったバンドの新譜で刺さるものが多かったですね。
合計10作、それではやっていきましょう。
TRIVIUM「In The Court Of The Drgon」
TRIVIUMの10枚目のアルバム。現在の音楽性は広義のメタルを飲み込んだ、ひとくくりにヘヴィメタルと言っても良さそうなメタルを鳴らしていますが最近の音源はどれも良いものばかり。
なんならジャケにドラゴンとかあしらわれていて、コテコテのメタルに寄せているようにも思います。
一方で今作は最近の作品としてはメタルコア要素が強めで、わたし含めてエクストリームメタル好きにも気にいるんじゃないでしょうか。
一つの楽曲の中でもいろんなメタルの要素が代わる代わる出現するさまはまさにメタルの黄金リレー。
今の方向性に落ち着いてからのTRIVIUMは本当にハズレがないですね。
Blanket「Modern Escapism」
今作で初めて知ったバンドです。
ポストロックとかシューゲイズ的なサウンドと、ヘヴィではあるもののメタル的ではないんだけど、でもほのかにメタルも感じるような独特な音の感じ。
雰囲気的にはフューチャリングもしているLoatheに近い感じですけど、Loatheよりはコアでもなくって聴きやすい仕上がり。
エクストリーム系じゃないこの手のヘヴィなやつでは今年一番のどストライクでした。
DEAFHEAVEN「Infinite Granite」
ポストブラック、ブラックゲイズで名を馳せたDEAFHEAVENも気づけばメタルからはかなり離れてきました。
今作はもう完全にオルタナティブ、シューゲイズな方向に振り切れていて、ほのかにエモ風味も合って個人的にはこれはこれで好み。
ほのかに入っているスクリームはある意味ではファンサービス的なものかもですけど、これがあるとないのではかなり感じが変わりそうでもあります。
形は大きく変わってしまってもやはりセンスフルなバンドですし、相変わらずいい音楽を届けてくれています。
POPPY「Flux」
POPPYといえばBABYMETALインスパイアなKawaiiメタルだったりなイメージだったんですが、今作では大きく様変わりしていてこれは違うPOPPYなのか???と困惑してしまいました。
メタル的なサウンドからは離れてオルタナティブ、シューゲイズ的な方向にいっていて、それこそDEAFHEAVENに通じるようなところで。
女性ボーカルらしいキャッチーさもあって、むしろKawaiiメタル的な方向よりもだいぶいい感じになっているように思います。
正直こっちのがいいんじゃないのって思うのはわたしだけじゃないと思います。
なんというか、これだけ変化してくれると今後もどうやって変わっていくかっていう楽しみがでてきますね。
ATTILA「Closure」
ATTILAってなんというか今のニューメタルコアバンドの筆頭みたいな扱われた方をしているようなところがありますけど、そのへんとはちょっと違うかなってのが個人的な感覚で。
たしかにヘヴィだし、トラップだったりHIP HOP的なアプローチも強いんですけど、核の部分ってそこではないんだよなって思いがあります。
それこそリフをとってみてもアメリカン・ロックな香りを感じられたり、モダンなロックよりもそこの土地に染み付いたサウンドがベースにあるように感じるんですよね。
だからこそ昨今のニューメタルコアバンドとも明確に立ち位置が違うなと思うし、それこそ孤高のバンドのように思います。
悪ふざけ的な部分も含めてATTILAの魅力ですし、今作も存分に発揮されていて楽しい一枚でした。
Black Veil Brides「The Phantom Tomorrow」
2020年に1stの再録盤のりりースがあって、今作は方向性としてはどうなるんだろうと思ってたんですけども、心配もよそにしっかりと最近のBVBの方向性で安心しました。
1stのメタルコア的なサウンドももちろん好きですけども、BVBに関しては最近のオーソドックスなハードロック路線のほうが好きですね。
相変わらずの美メロなツインリードと、ゴシックな雰囲気はいい意味でいつもどおりで、変なことせずにこういうのでいいんだよって思わせられます。
安心安定のさすがの一枚ですね。
Caskets「Lost Souls」
気づいたら名前が変わっていた、Casketsにの1stアルバム。
もうなんというか今風全快というか、現代のロックの最先端を突き進んでいるようなサウンドですがしっかりとクオリティが高くて楽しめます。
めちゃくちゃオシャレな音像と、エモーショナル過ぎるボーカルと、流行をこれでもかとつぎ込んだようなサウンドですがチープさがないので安心して聴けますね。
それこそ国内のラウド好きとかにめっちゃ刺さりそうですし、最近のワンオクとかをちゃんとロックに仕立てたような感じで凄く良いです。
このへんの音楽を先導していたBMTHはすでに先に行っちゃったので、このあたりを掘ってくれるバンドとして最有力かなぁって思えますね。
FRONTIERER「Oxidized」
2021年に存在を知ったバンドです。
ノイジーなサウンドを撒き散らすインダストリアル・マスコア的なアプローチが強烈なバンドで、最近のバンドだとCODE ORANGEなんかが雰囲気近いでしょうか。
音使いがめちゃくちゃユニークかつカオティックで、いい感じにイカれ具合が詰め込まれてます。
ハチャメチャながらもバンドサウンドはグルーブ感もあってノリやすいですし、どことなく叙情性もあって複雑な中にもキャッチーさがありますよね。
ぶっ飛びながらもしっかりと作り込まれているんだなって思わせられる一枚ですね。
Succumb「XXI」
このバンドも2021年に初めて存在を知ったバンドです。
デス・ブラックメタル的な轟音を響かせながらそこにハードコア的な吐き捨てボーカルが乗っかります。
この作品めちゃくちゃ良かったです、今年のエクストリームな作品の中ではピカイチかも。
ハードコア成分が強いと個人的にとっつきにくさを感じるんですけど、この作品はエクストリームメタル色も強くてかなり聴きやすさがありました。
それでいてなんとなしにキャッチーさも感じられるところもすごく好みでしたね。
Phinehas「The Fire Itself」
同じく今年初めて知ったバンドでしたが、最初のトラックの音を聞いた瞬間好きってなりましたね。
愚直なメロディックメタルコアを鳴らしていて、最近のヘヴィミュージック界とは一線を画す鉄臭さ。
いやーもうメタルコアも色々なアプローチが図られ続けていますが、結局こういうストレートなメタルコアが一番刺さるんだなぁって改めて思い知りました。
ほんとにこういうのでいいんだよって思っちゃいますね。
まとめ
というわけで2021年の個人的に気に入ったアルバム特集でした。
音楽理論的なことはろくに言えないですし、あまりボリュームを増やしたくもないのでざっくりですがいかがでしたでしょうか。
これを読まれた方がこの中から気になったアルバムを見つけることができたら嬉しい限りです。
それでは2022年もいい音楽と出会えるように日々を過ごしていきたいと思います。
以上、2021年下期のお気に入りのアルバム25選を紹介します!でしたー。それではまたー。