岐阜県出身のロックバンドcinema staffが毎年開催しているロックフェスOOPARTS
近年では様々なバンドが主催フェスを開催することも増えてきており、それぞれのバンドならではのカラーを活かしたフェスを楽しむことができます
そんなバンド主催フェスの中でも個人的に大好きなのがcinema staffの主催するこのOOPARTSです!
この記事ではそんなわたしの大好きなOOPARTSがどんなフェスなのかというところからアクセス方法や注意事項など紹介していきます!
cinema staff主催OOPARTSとは
まずあらためて、OOPARTSはcinema staffの主催するいわゆるロックバンド主催フェスです
地元の岐阜にバンドとして何か還元出来ないか、地元を離れて東京で活動していることを岐阜で示したいとの思いから岐阜県で開催されるようになったフェスで、以前は岐阜のライブハウスで開催されていました
そして2021年よりキャパを拡大させ岐阜市文化センターで開催されるようになりました(2020年から文化センターに変更する予定でしたが新型コロナ禍の影響で中止になりました)
フェスのタイトルであるOOPARTSとは、当時の文明や加工技術では説明できない時代や場所にそぐわない工芸品のことを指す言葉で、それにあやかって岐阜という土地にある意味でそぐわないようなメンツを集めたまさにイベントそのものがOOPARTSという思いを込めた名前になっています
1万人規模のアリーナや野外で開催されるようなフェスと比べると規模こそは小さいものの、この規模感だからこそ味わえるいい意味でのローカル感、DIYの精神がよく見える素晴らしいイベントだと個人的には感じています
OOPARTSの主な出演者
ここからはフェスの主な出演者について紹介していきます
ライブハウスで開催されていた頃は一度呼んだだバンドは呼ばないという方針でしたが、岐阜市文化センターに移って以降は呼べるバンドの数が増えたこともあって過去に呼んだバンドも出演するようになり、毎年名を連ねる常連バンドも出てきてまさにOOPARTSらしいメンツと言えるようになってきました
OOPARTSの主な出演者としてはやはりcinema staffと関係性、親交の深いアルカラやKEYTALKやTHE NOVEMBERSや、LITEやmudy on the 昨晩のようなインストバンドがラインナップされているのもこのフェスのらしさの一つです
先輩バンドではACIDMANやストレイテナー、THE BACK HORNや9mm Parabellum Bulletなど2000年代の邦楽ロックシーンを盛り上げた実力のあるバンドたちが多く名を連ねます
その他HAWAIIAN6やdustboxのようなパンクバンドや、envyのような世界的なレジェンドバンドまで過去に出演したことがあります
また個人的に熱いなと思っているのが、cinema staffメンバーも参加している元the cabsのギタリストである高橋國光のソロプロジェクトösterreichが毎年のように出演してくれるところですね、ライブ自体が年に数回ぐらいしかしないアーティストのためOOPARTSで毎回観られるのは本当にありがたい限りです!
その他にもcinema staffメンバーが楽曲提供などで関わってきたアイドルや、そのほかメンバーのソロでの出演などもあり本当に休む時間に困るほどです
海外からも主にエモやポストロック系のバンドの出演も数組あり、本当にこのあたりのバンドが好きな人にとっては有り得ないぐらいに極上なフェスになっています
フェス常連バンドたちばかりでなくあまりロックフェスに出演しないバンドも数多く出演するので、いつものフェスに物足りなさを感じなくなってきた人や新しい音楽に出会いたいって人にはOOPARTSは本当にうってつけです!
会場へのアクセス方法
現在のOOPARTSは岐阜市文化センターで開催されており、2025年も同会場での開催が発表されています
会場の最寄り駅はJR岐阜駅、または名古屋電鉄(名鉄)の名鉄岐阜駅でどちらの駅からも徒歩で約10分程度で到着できます
名古屋駅からJRの新快速で約20分、名鉄の特急で約25分と岐阜というとアクセスがあまり良くないイメージがあるかもしれませんが名古屋からそれほど時間をかけずに行くことができます
また駅近くということもあって会場付近にはコインパーキングも多いので、車でも駐車場にはあまり困らずに行くことができます
会場の飲食・クローク・周辺施設など
OOPARTSの飲食エリアは主に隣接する金公園にキッチンカーが出店されています
いかにもなフェス飯!って感じよりも地元の雰囲気を感じる出店が多く、いい意味のローカル感、地域密着を感じられます
金公園はフェスの参加者以外にも開放されているので、たまたま公園に来た子どもたちなどが遊んでいる光景も見られたりして、公園の日常感とフェスの非日常感が混ざり合っている雰囲気がとても心地よいです
会場にクロークも実施されているので遠征してきた人たちなども荷物の心配はないですし、駅近くの会場ということで近くにコンビニもあるので不自由はしません
またOOPARTSでは会場近くのエリアの飲食店をまとめたマップも配布されているので、タイムテーブルの空き時間に食べに行くのもいいですし、フェスが終わったあとや次に日にマップを片手にぶらっと散策なんかするのもオススメです
ライブエリアについて
ライブエリアは1階のアリーナエリアと2階の小劇場の2つに分かれていて、メインステージにあたる2つのステージはアリーナにL時に配置されているため、移動せずにその場にいてもライブを楽しみ続けることができます
キャパシティは施設の情報によると定員2000人となっており、だいたいZeppクラスのライブハウスをイメージしてもらえると近いかなと思います
ただアリーナはプラ柵で仕切られているのですが配置がちょっと独特で、前の方に行こうとすると迂回しないといけないなどやや動きにくさを感じる部分もあります
2階の小劇場はサブステージとなっており、こちらは常設の座席があるので例えば休憩気分で観に行くこともできます
基本的に屋内のフェスなので天候による影響もあまりなく、まだ暑すぎない時期でちょうどいい気候で楽しめます
また熱いライブにつきものであるモッシュ・ダイブなどは出演者の傾向的にそれほど頻発するわけではないですが、まったく発生しないわけではないので前の方で観るときなどはしっかりと注意して自分の身は自分で守ることを心がけましょう
また隣接する金公園にもちょっとした野外ステージがあり、ゲリラ的にアコースティックライブが観れるなんてこともあります
それほど大規模ではないコンパクトなフェスで本当にちょうどいい感じなのがすごく良いなと個人的には感じています
OOPARTS 2025の気になる出演バンド
OOPARTS 2025の開催発表と第1弾の出演者発表がされました
すべての出演者が発表されたわけではないですが現時点度の個人的に気になるバンド、観たいなと思うバンドについて話したいと思います
今のところでは一番は9mm Parabellum Bulletですね、20周年を迎えてニューアルバムのリリースツアーの直後という仕上がったタイミングになるだろうことはもちろん、2024年に初めて出演したときはcinema staffからのリクエストを次に出演したときに取っておくということであえてすべて蹴ったということもあり、2025年に出演するときはどんなセットリストを聴かせてくれるのか今からもう楽しみです!
またMy Hair is Badやハンブレッダーズといった普通のフェスなら常連と言っていいバンドも初出演となるOOPARTSではどちらかというとアウェーで、だからこそどんなライブを観せてくれるだろうかという楽しみがあります
もちろん主催のcinema staffがトリとしてどんなライブを繰り広げるかはもはや言うまでもなく楽しみです!
OOPARTSにぜひ参加してみてほしい!
OOPARTSについてここまで紹介してきましたがいかがでしょうか、実は名古屋からもそれほど遠くなくアクセスも悪くない、出演者も万人受けはしないかもしれませんがcinema staffだからこそできる刺さる人には深く突き刺さるフェスだと思います
何を隠そう、わたし自身がcinema staffにハマったきっかけが初めて参加した2022年のOOPARTSで、envyやフォーリミを目当てに行ったはずがcinema staffのライブにしっかりと釘付けにされてどっぷり沼に沈められてしまったのです
それはcinema staffのライブが素晴らしかったのはもちろん、このOOPARTSというフェスが素晴らしかったからにほかなりません
多くの人に参加してその素晴らしさを感じてほしい、そんな気持ちでこの記事を書きました
気になった方にはぜひ一度参加してみてほしいなと思います
以上、cinema staff主催OOPARTS楽しみ方徹底解説!出演者やアクセス方法など紹介します!でしたー!それではまたー!