cinema staffに出会ってからのこと

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cinema staffが解散を発表しました

年内のライブをもって活動を休止し2027年の9月にラストライブを行い正式に解散します

なんというか、正直なところ本当に意味がわかりませんでした、ずっと続いていくバンドであると一切の疑いもなく思っていました、未来の話をつい最近までたくさんしていたのですから

私はcinema staffの沼にハマってからまだ4年程度とまだまだニワカと言われても受け入れられるレベルではあるのですが、一方でこの4年でおそらく一番ライブを観に行ったバンドでした

自分自身は割とライブに関しては浅く広くというか、特定のバンドを追いかけてどこまでもいくというタイプではないのですが、それでも名古屋近辺でのライブを中心に30回近くはライブを観ることができました

人によってその差はあれど熱量高く追いかけてきたと感じているからこそ、今のこの感情に整理をつけるためにも、2027年の9月のその時を受け入れられるようにするためにも、ここで自分とcinema staffについて書き記したいと思います

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2022年のOOPARTS

私が初めてcinema staffのライブを観たのは2022年のOOPARTSでした

中止になった2020年を除いて岐阜市文化センターに場所を移しての2回目、お目当てはcinema staff、ではなくて自分にとっての一番の目玉はenvyでした

というのもenvyはこの数年はほぼ名古屋でのライブがなかったので岐阜なら全然行けるし、ほかにもフォーリミもいるしぐらいの勢いでチケットを取りました

シネマの存在はもちろん知っていました、主に進撃の巨人のタイアップのバンドというぐらいの認識で、アニメの放送でもリアルタイムで聴いてはいたのですが、その当時はあまり音楽に対して熱量が高い時期でもなかったので特別気にもしていませんでした

また一方で私の音楽的な趣味はもう少し激しいメタルだったりラウド系のヘヴィな方面がいわゆる主戦場で、邦ロック的なバンドも好きですがもう少しフェスシーンの中心に近いバンドたちがメインでいわゆるオルタナ界隈は守備範囲から外れがちでした

なのでこのときのシネマはなんとなく名前は知ってるけど楽曲もほとんど知らないぐらいのレベルで、それこそ主催だし目当てのバンドのついでぐらいで観るかぐらいの感覚でした

そこでめちゃくちゃ刺さっちゃったんですよね、初日本編ラストの3.28が本当によくってその後の海についてで完全に捕まりました、沼に沈められました

初っ端は立ち位置観ててえ、そこの人が歌うの???みたいな感じだったのに、演奏の鋭さや透き通ったボーカルと美しい楽曲とそして本当に全力のパフォーマンスに心を思いっきり掴まれてライブが終わってからは色んな曲を聴き漁るようになり行けそうなライブを探すようになりました

ちなみにOOPARTS終了後に直近に控えていた前衛懐古主義part3名古屋はすでにチケットソールドで行けず……あまりこのツアーの趣旨も理解できていなかった当時ですが今となってはどうにかしてチケット探して行くべきだったなと後悔、望郷の曲で聴きたい曲いっぱいあったなぁ……

その後は対バンやフェスにワンマンに何度もシネマのライブを観ましたが、いつ観ても本当に最高にかっこよかったんですよね、いつもやってるいわゆる定番曲がもうすでにいい曲ばっかりだから何回ライブで観ても良いものは本当にいいんだなぁってなってました

ライブのクオリティが本当に毎回高すぎるんですよね、技術の高さなどももちろんなんですがそこをひけらかすような感じではなくて常に全力のパフォーマンスでやってくれるのでいつも最高なんです

そしてシネマに惚れるのと同時にOOPARTSというフェスにも愛着が湧いてきました

本当にちょうどいいローカル感というのもそうだし、私にとってはここでしか出会えない音楽がたくさんありました

毎年岐阜で観るösterreichはなかなか名古屋でも観られないので特別感がありましたし、Climb The Mindやmudy on the 昨晩、LITEなどなどOOPARTSで出会ったバンドがいくつもいます

STAR MARKETやAlgernon Cadwallader、Elephant Gymなどの海外バンドもOOPARTSでないと観られなかったと思います

またOOPARTSに限らずキタニタツヤなんかもシネマを通してしか観ていないので、別シーンで活動している本来のキタニさんはどうしても違った見え方をしてしまいます

OOPARTSに初めて参加した2022年は新型コロナ禍ということもあって動員は寂しいところでしたが数年のうちにチケットは即完するイベントにまでなりましたし、隣接する金公園に出店するフードやマルシェも規模が大きくなり、でもそれでいて気持ちの良いローカル感も損なわれていない本当にここにしか存在しないスペシャルなフェスになったと思います

そしてこのOOPARTSのトリで観るシネマのライブが本当に大好きでした

地元岐阜の人たちの協力もあって成り立っていたフェスだと思いますし、もはやシネマだけのものではなかったイベントだと思うので解散とともに終了してしまうことが本当に悲しいというか寂しいというか、ただただ残念だなぁと思ってしまいます

the cabsについて

the cabsについてはシネマよりも先に好きになっていたバンドで、ただこちらも解散後に好きになったバンドだったのでほとんど楽曲を聴いていたぐらいでシネマ含む他のバンドとの関係性などは全然知りませんでした、それこそKEYTALKの義勝さんがかつて所属していたバンド、ギターの國光さんが疾走したことで解散したバンド、ぐらいの感覚でした

そこからシネマを知りösterreichを知りこのバンドたちの関係性を理解することで、なおさら復活することはないだろうなと思うようになりました

だからこそ再結成は信じられないぐらいの気持ちでしたし、シネマとの共演は絶対見たいし実現してほしいと思っていたのでそれが名古屋で観ることができたのは自分にとっての大きな出来事でした

もちろんOOPARTSに出演したキャブスが観られたことも嬉しかったですし、その時のOOPARTSは確かに一つの区切りがついたようにも感じられました

でも決してそれはその先が感じられないというものではなかったので、これからまたキャブスとシネマのストーリーが作られていくと当然のように思っていたことが、その先がここで終わってしまうのが本当にやりきれない気持ちです

観たかったものはたくさん見れた

シネマを好きになってからいろいろな情報に触れました、いろんなバンドとの関係性や大事にしているもの、そしてそれらを知ることで楽しみになる未来が、観たいと思える未来ができました

かつてシネマがホームとしていた名古屋 CLUB ROCK’N’ROLL.でのライブを、年末の恒例企画の泥仕合もdustboxとのツーマンで観ることができましたし、前述したキャブスとのツーマンも本当に念願でした

観たかったもの、とは違いますがシネマのツアーで行った京都磔磔は本当に素晴らしい会場でここに連れて行ってもらえたことがずっと嬉しく思っています

まだまだ観たかったものもあります

LiSAとの共演もまたできないかなと願っていましたし、中止になってしまったシネマを知るきっかけになったenvyとのツーマンはもちろんその一つです、大好きなenvyに辻さんがサポートで入るとなったときはさすがに感無量でした

BLUE ENCOUNTとのツーマンは本当に行きたかったですし、ここで関係性ができたからこそ次の展開、例えばOOPARTSに出演するのを期待していました

熱源の前衛回顧主義も観たかったですね、この前衛回顧主義があることで私みたいな後追いのファンでもライブで過去作品の楽曲を聴く機会があるというのは救いでしたしもっと早く好きになりたかったなと思うことも少なかったように思います、当然思わなかったわけではないんですけども

そしてやっぱり武道館に立つ姿は見たかった、絶対にできると思ってたしその日はそんなに遠くないとも思っていました……

これからのOOPARTSが見たかったのはもちろんAll Our Tomorrowsはもしかしたら形を変えて続いていくかもしれませんが、でも私個人としてはシネマが作っていくものとして続いていく未来が見たかったです

シネマは音楽だけでなくその活動そのものが観ていたくなるバンドだったしそこにワクワクさせられていた、どこまで辿り着けるだろうとも期待していたのでそれが終わってしまうことが本当に無念です、寂しいです

その日を迎えるまで

この解散という決断が撤回されることはないでしょう、だから今の私にとってはその日をどうやって迎えるかしかないと思います

解散発表後のライブを名古屋で観ました、やっぱりありえないほどかっこいい、メンバー同士の絆も改めて感じてしまいました

なんというか2027年のOOPARTSの中止の話だったりを考えるとメンバーの関係性がどうしようもなくなってしまったんだろうかとも邪推していたんですがそうでないことがわかってしまった、むしろ仲違いで解散するぐらいのほうが良かったんだなって思っています、だってそれなら私たちは仲直りしろよって言えるから、でもそうじゃないんだろうなって思ってしまったから本当にやりきれないです

このバンドでできることはすべてやりきった、たぶんその言葉に嘘はないんだと思います、でもそれだけではない何かがあったんだとは思います

だからこその解散だし、そうじゃないとここ最近まで話していた未来の話がすべて嘘になってしまうけどそんなことは絶対ないんだと言い切れるからです

もっと早く好きになりたかったなって思うことは少なかったとは書きましたが、でもこうなってしまうとやっぱりもっと早く好きになりたかったなって、もっと長い時間をシネマと歩みたかったなって思ってしまいます

今はとにかく観られるだけのシネマのライブを観たいです、観てもらいたいから早めて発表したと言っていたんだからそれには応えたいです

Masterpieceのチケット取っておけば良かった、まさかそこがシネマの岐阜のラストライブになりそうだなんて想像もしてなかったよ……どうにかして探します

2027年の9月12日の豊洲PIT、約1年先ですがその日をどんな心境で迎えることができるのか、せめてもう少しここの整理がついていたらなと思いますが、きっと最後のライブを観たらなんで解散しちゃうんだよとしか思えないんだろうな……

以上、cinema staffに出会ってからのことでした

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