SiMの全都道府県ツアー東海中部の部、SiM P!!!TOUR20185/31名古屋ダイアモンドホール公演に参戦してきました!
SiMのライブは去年のZeppNAGOYA以来だったので、1年以上ぶりというのもあってめちゃくちゃ楽しみでした。
前回はワンマンでしたが今回は対バンあり、対バン相手のNOISEMAKERもはじめて観るバンドだったのでこちらはこちらで楽しみにしていました。
ということで今回はSiM「P!!! TOUR 2018」5/31名古屋ダイアモンドホール公演ライブレポとなります。
NOISEMAKERライブ感想
ライブ本編
まずは対バン相手のNOISEMAKERから。
NOISEMAKERはこのツアーでSiMとの対バンが発表されるまで名前ぐらいしか知らなくって、この日のライブのためにYouTubeで多少は予習したものの曲はほとんど知らない状態でした。
軽く聴いた感じではラウド寄りのオルタナといった感じでしたが、実際ライブで聴いてみるとラウド感はほとんどなくってかなり正統派ロックを演ってるなーって感じでした。
ライブのノリもモッシュダイブで暴れまわるってよりも縦ノリの飛び跳ねる感じで、初見でもかなりノリやすくてよかったですね。
ステージングもすごいよくって、観客がついてこれるようにしっかりと煽ってくれたりでライブ運びが上手いなぁと感心させられました。
VocalのAGさんはステージ上を飛び回るだけでなくフロアにも乗り込んできたり、逆に飛び込んできたダイバーとグータッチもしたりと観客だけじゃなくメンバーの楽しんでる感じも伝わってきてかなり気持ちのいいライブでした。
MCではSiMへの感謝の言葉と、そして売れたいという素直な気持ち。
なんというかバンドマンって売れようとするのはかっこ悪いみたいな風潮があるじゃないですか。でもその中で上を目指してしっかりと売れたいって言葉にできるのはすごいことだと思うんですよね。
売れたいって気持ちも、なかなか行けない地方に行くためだったり音源のクオリティを上げるためだったり、あくまで音楽のためであり聴いてくれるファンのためであって。
そう考えてくれるバンドだからこそ応援したいってなるんだと思うんですよね。ライブだけじゃなくってこのNOISEMAKERってバンドの今後をもっと見てきたいなって気持ちになりました。
8月に名古屋にワンマンで来てくれるそうなので、今度はしっかりと曲を覚えていって参戦したいなー。いいバンドと出会えましたね。
セットリスト
NOISEMAKERのセットリストは以下の通りでした。
- Change My Life
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SADVENTURES
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One Dream One Roof
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Something New
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Flag
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DRIFTING CLOUDS
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PLATINUM SHOES
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Nothing to Lose
SiMライブ感想
ライブ本編
NOISEMAKERのライブが終わり、機材を入れ替えてSiMのライブがはじまります。
一曲目は最新曲のA。NOISEMAKERのライブが良かったのもあって、会場はかなり温まっていたように思いますがそれでもSiMのライブが始まると一気に空気が変わります。
Aの最初のシンガロングからもうすごかった。半端ない一体感!もう会場中がSiMが出てくるのをどれだけ待ってたのかってことがわかりますね。
AmyからEvolution is Solutionと続き、TxHxCでは会場を思いっきり暴れさせる序盤からの大攻勢。
序盤とは思えないくらいに会場の盛り上がりがホントすごくって、前も後ろも関係なく激しく体を動かしてライブを楽しんでる感じで逃げ場なんてどこにもないしもう楽しむしかないってそんな感じ。
レゲエのノリ方講座を挟みつつ、TxHxCのような曲があったからこそこの曲ができたと紹介されてはじまるBlah Blah Blah。このレゲエ感とラウドなサウンドの融合こそがSiMの最大のかっこよさだよなーと思いますし、ロックバンドのライブでガンフィンガーが飛び出すのもSiMだからこそでしょ。
その後も電話のSEからはじまるFall In Love With Youでひとしきり盛り上がったあと、ゆっくりの曲演りますとはじまったThe Sound Of Breath。
あれだけ騒いでいた会場が一転して完全に聴き入っていて、ただ激しいだけじゃなくって聴かせる曲もしっかりできるのが今のSiMの凄みだよなぁ。
ただ、その後のDance In The Darkではゆったりとした曲からの振り幅に観客がついていけなくってまさかのリテイク。いやーこれはホントに申し訳ない感じでした。笑
ラストに向けて勢いを加速させるGUNSHOTS。みんながモンキーダンスを踊り始めるわけですけど、わたしはちょっとこのモンキーダンス苦手だったり。でもGUNSHOTSはSiMらしさ全開のめちゃくちゃかっこいい曲ですしテンションは爆上がり。
そのままWHO’S NEXT、Get Up, Get Upと勢いは落ちるどころか上がってく一方でラストまで駆け抜けていきました。
最後に、いつもライブでMAHさんが必ず言う強く生きろという言葉。SiMの音楽ってたしかに激しくてダークでもあるんですけども、その中でも前向きなポジティブさがあってこの言葉ってSiMをホントに的確に表していると思うんです。
言葉だけじゃなくって、音楽が一緒にあるからすごく言葉に説得力がでるんですよね。
本編が終わって、アンコールに答えてくれ再び登場するSiMのメンバー。「10月にまた名古屋にきます!場所はここダイアモンドホール!」と、たった今決めてきたとかいうとんでもない告知を持ってきてくれました。
告知に湧き上がったままアンコールではじまるKiLLiNG ME!
SiMのライブに来てこの曲を聴かないで帰るわけにはいかない。わたしがSiMに一気にハマったのもこの曲でしたし、SiMファンの多くの人にとっておそらくこの曲は特別な一曲だと思う。もう会場の盛り上がり具合が尋常じゃないレベルに盛り上がってたのもホントに納得です。
KiLLiNG MEがおわって、MAHさんのコールで大きく割れる客席フロア。MAHさんのこのこじ開けるようなフリがホント好きですね。笑
そのまま観客がぶつかり合って会場はもみくちゃ状態!いやー、ここのモッシュマジでめちゃきつかった!
モッシュの勢いの中ではじまるf.a.i.t.h!このライブのラストのラスト。
いやー、久々のSiMのライブでしたが、やっぱり最高に楽しい。SiMのライブって音源よりも楽曲のクオリティ高くって、ホントに良いんですよね。もう汗でぐっちょぐちょでしたがめちゃくちゃいいライブでした。
セットリスト
SiMのセットリストは以下の通りでした。
- A
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Amy
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Evolution is Solution
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TxHxC
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paint sky blue
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Blah Blah Blah
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Fall in Love With You
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The Sound Of Breath
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Dance In The Dark
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GUNSHOTS
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WHO’S NEXT
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Get Up, Get Up
アンコール
- KiLLiNG ME
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f.a.i.t.h
SiMにはライブハウスがよく似合う
今回の公演であらためて思ったのは、SiMにはライブハウスが本当によく似合うということ。
実はフェスなどのSiMは機会に恵まれず参戦はできていなくって、映像などでは何度か観てはいますが大きな会場ででっかいサークル作ったりとそれはそれですごく良いんですけども。
横浜アリーナ公演なんかも、アリーナをライブハウスにしてやる!なんてことを言っててたしかにめちゃくちゃ凄くいいライブをしていたんですけども。
でもでも、やっぱりSiMのライブはライブハウスでこそだよなーって思うんですよね。
こもった熱気だとか隣の人と汗と汗で触れ合う感じだとかどこからでも飛んでくるダイバーだとかそこら中で発生するモッシュピットだとか、もうライブハウスの醍醐味みたいなのが全部詰まってるんですよ。
これはやっぱり広いホールだとか野外だとかでは作れない、ライブハウスという空間だからこそだしそれはSiMだからこそだと思うんです。
今年もフェスでのSiMはたぶん観られない感じですし、それにやっぱりライブハウスで楽しみたいですし10月のダイアモンドホールはぜひとも狙っていきたいところですね。
チケット取れることを願って、以上SiM「P!!! TOUR 2018」5/31名古屋ダイアモンドホール公演ライブレポ!でした。それではまたー。