Janne Da Arc解散に思うことと、復活の可能性について

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ベーシストka-yuの脱退と、そして解散を発表したJanne Da Arc。

個人的に大好きなバンドのひとつであり、そしてそれ以上に特別なバンドだったこともあって復活を願っていたバンドだったのですがそれが叶うことはどうやらなさそうです。

現実的な話をすれば、10年以上も活動休止状態だったわけで解散となったところで特に何も変わらないといえばたしかにそうですが、それでも解散という文字を突きつけられると簡単に受け入れられるはずもなく。

10年以上待たされてきたファンとしては、こんな終わり方はあまりにもあんまり。

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わたしにとっての始まりのバンド

Janne Da Arcというバンドは、わたしにとっては始まりのバンドといってもいいぐらいに特別なバンドです。

ジャンヌがきっかけでヴィジュアル系を聴くようになったし、メタルを聴くきっかけになったのもジャンヌでした。

たぶんジャンヌに出会っていなかったら今好きなバンドの大半は聴いていなかっただろうなって思います。

初めてジャンヌを聴いたのはたぶんワンピースのEDのShining rayかアソボット戦記五九のEDだった霞ゆく空背にしてのどっちかだったとは思うんですけど、本格的に聞き始めた最初のジャンヌのアルバムがANOTHER SINGLESで、今思えばB面ベストからよくハマれたななんて思いもするんですけども。笑

カップリング集というだけあってシングルの表題曲よりもコアな曲が揃っているわけで、それでも突き抜けた爽やかさのBlue Tear 〜人魚の涙〜や優しいDear My…にまずは惹きつけられ、ナイフQUEENのような派手ではないけど今まで聴いたことのなかった艶やかさや妖しさに魅了され、そのままVanityGUNSなどの激しい曲にどっぷりハマっていき。

そのうち過去のアルバムをすべて漁っていて、それまでは馴染みのなかったハードなロックサウンドもシンセサイザーの音も、そしてクリアなyasuのボーカルそのすべてが新鮮でかっこよくって気づけば圧倒的に沼の中。

月光花でブレイクし、ライブの規模もどんどん大きくなっていく中で当時まだ高校生だったわたしは今ほど簡単にライブに足を運べるような状況ではなくって、自由の効く社会人になった頃にはメンバーのソロ活動が始まり実質の活動休止になり結局ジャンヌのライブには行けず。

再始動したら絶対ライブに行くぞ!なんて意気込んでいた中でこの結末なのでなかなかしんどいわけですけども、それでもJanne Da Arcというバンドはこれからもわたしにとっては特別なバンドでいてくれるのかなと思います。こんな終わり方だったとしても。

再結成の可能性はあるのか

今回のJanne Da Arcの解散は、長期間の活動休止のなかでのメンバー脱退がきっかけではあるものの、その脱退の理由というのがなかなか難があり。

思えば、去年のka-yuのソロのライブも事実確認が必要な事態になったとかいう穏やかではない理由で中止になっていて、この時点でちょっと雲行きが怪しいなぁって感じではあったんですよね。

いろいろとネットでは噂は聞こえてはくるものの、その真偽とかは当事者ではないわたしにはわかるはずもないのでそこには触れないとしても、社会的正義に反する行為だとか裁判沙汰となるとその結果次第ではあるもののほとぼりが冷めたからさぁ再結成だ、ともならないだろうなと。

そして極めつけはka-yuの最後の挨拶の言葉。

なんというかこの短い言葉が、希望なんてものを微塵も感じさせてくれなくって、もう絶望でしかなくって。

また、仮にka-yu以外のメンバーで再結成したとしてもそれはやっぱりわたしの好きだったジャンヌとはもはや別物でしかないし、違和感は絶対に拭えないと思うし。

映像でしか観たことのなかったライブでしたが、ベースプレイはもとよりコーラスとしての役割も大きかったka-yuがいないライブはやっぱりジャンヌじゃないですもん。

少なくともわたしが待ち焦がれたJanne Da Arcのライブではないということ。

だからやっぱり、Janne Da Arcの再結成の可能性はゼロなんだと思います。わたしが好きだったJanne Da Arcはもう戻らないんだろうなと。

今まではいつか終わってしまうんだろうかということに怯えながらも復活を待ち望んでいたJanne Da Arcに、恐れていた終わりがついにきてしまったんだということは受け入れないといけないんだと思います。

まだ解散の実感はない

とはいえ、正直なところまだ整理できていないってのがホントのところではあるんですよね。だって、冒頭に書いたように今まで活動休止状態だった中で解散になったところで現実的には何も変わってはいないんですもん。

ある意味では今までとなんの変わりもなく、ただ復活を望めなくなったというただそれだけで。

去年のELLEGARDENの復活はさすがに心躍ったし、今年のNUMBER GIRLの復活はほとんど聴いてこなかったわたしとしてもファンの人達が喜んでいるのをみるだけで自分も嬉しくなれたし、いつかジャンヌが復活して同じような気持ちを味わえるのかななんて想像することができなくなったというだけのこと。

今後はどうなっていくんだろうね、Acid Black Cherryの活動も活動休止状態だけどもyouは最近は活発に活動していこうという意志が見えるし、今回の解散の件でも一人気持ちを発信してくれている。kiyoとshujiも、まずはyouのイベントに一緒に出演することが決まっている。

まずはもう少しメンバーの言葉を聞きたいな。ただ解散したという事実だけじゃあやっぱりダメですね。実感なんてできないみたいです。

それでは、またー。

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