2024年12月の良かったアルバム・EPを5枚紹介します!

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音源紹介2024年12月もやっていきます!

2024年も終わりましたね、いろんな音源に出会えた素敵な1年だったと思います

では今回もアルバム、EPから5枚をピックアップ、選考基準としては単純に良かったというのもそうですがわたしが紹介したいものを選んでいます

それではやっていきましょう!

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摩天楼オペラ

ヴィジュアル系メタルバンド摩天楼オペラの通算10枚目となるフルアルバムです

フルアルバムとしては約2年半振りとなる今作も、引き続き持ち前のスピードメタルを聴かせてくれます

また制作体制も、前作はギターの優介さんが加入から間もないリリースだったこともあり楽曲制作には関わっていませんでしたが、その後にリリースされたミニアルバム「EVIL」同様に今作にも優介さん作曲のものも含まれています

とりわけ前半はダークでゴシックな高速ナンバーが並んでいて、天まで届くようなハイトーンボーカルにテクニカルなギターフレーズも鳴らされ一気に引き込まれます

後半も決して大人しくなるわけではなく、よりインストナンバーも挟みつつよりドラマティックにクライマックスに向かっていきます

正直なところ、スピードメタルというスタイルゆえ楽曲はどうしても似たテイストになりがちなところですが、摩天楼オペラはそのあたりしっかりと楽曲に個性をつけられているしなによりメロディの良さで毎回高品質なアルバムを届けてくれます

優介さんの携わった楽曲も摩天楼オペラに確実に新たな要素を加えてくれていますし、現体制の摩天楼オペラは歴代でも最強のメンバーだと思っています

オススメ曲

BLOOD

Ruthless

Incessant Snow

Phantom Excalibur「THE RISING KINGDOM」

メロディック・スピード・デス・メタルという独自のスタイルを掲げた東京を中心に活動するPhantomExcaliburの3枚目のフルアルバムです

2023年には世界最大のメタルフェスWacken Open AirにMetal Battle日本代表として出演し見事世界一位を獲得、続く2024年もWacken Open Airに出演しそれ以外にも海外フェスに出演を果たすなど確実に活動のフィールドを広げています

ヴィジュアルだけを見るとどうしてもコミックバンドのように感じてしまうし決してそれは完全に否定できるものではないのですが、一方で熱いメタル魂は間違いなく本物です

ハイトーンヴォーカルの王道メロディックスピードメタルにスクリームを織り交ぜ要所にモダンなサウンドも取り入れた楽曲スタイルは聴く世代を選ばず幅広い層にリーチしていけるものですし、そのスタイルが世界に届いているのも事実です

真っ正直すぎる故かネタっぽさも感じてしまうM1「メタルは裏切らない」は、自らのメタルを貫いてきた彼らが歌うからこそ響くものがあります

フォークメタル的なサウンドから乾杯!と叫び始まるその名もM3「乾杯」は彼らからしか生まれ得ないユニークさがあります

こういったフォークメタル的な要素だけに限らず例えばデスコア的な落としだったりとモダンな要素の取り入れ方はかなりメタル偏差値が高いのを感じます

願わくばこのままメジャーになった時に、ただのネタバンドのような消費され方をしないことだけを祈ることばかりです、メタルバンドとして大成するポテンシャルは間違いないと思います

ちなみにフィジカル版はボーナストラックがアルバムの頭とラストに入っていますので、まずはサブスクから聴いてみて気に入ったらフィジカルを購入する、という形から入るのもいいと思います!

おすすめ曲

メタルは裏切らない

Twilight Valkyria

KINGDOM

created by Rinker
マーキー・インコーポレイティドビクター

GOOD GRIEF「GOOD SONGS : BETTER TIMES」

東京を中心に活動するポップ・パンク・バンドGOOD GRIEFの過去の曲を再録したEP作品となります

2024年はcoldrainのO.A.抜擢やBelmontの来日サポートをはじめ各種フェス出演、自身の企画なども精力的に活動し、間違いなくシーンでの存在感が増した年だったと思います

そんな2024年の勢いを2025年もさらに加速させていくだろうと確信させる今回の1枚です

日本語と英語が混ざったキャッチーな歌詞と、憂いを含んだポップ・パンクサウンドが個人的には好みで、また楽曲ごとにハードコアのエッセンスだったりとフックになるものが入っていて単調にならずに通して聴けます

過去作のリテイクではあるものの、楽曲のクオリティやバントとしてのレベルを考えるとブレイクしてないのがおかしいくらいなので2025年は期待するしかないと思います!

このアルバムを引っ提げた東名阪ツアーも予定されていますのでぜひ!

おすすめ曲

Stay Cool

Blue Ink

The Paul

HIDDEN MOTHERS「Erosion/Avulsion」

UK出身のポスト・ハードコアバンドの1stアルバムです

いわゆる激情系ハードコアとも呼ばれる系統のポストハードコアで、ブラッケンドなテイスト、さらに言うならばデプレッシブな要素も感じます

ゆったりと陰鬱に進行しつつ要所で激情的な叫びも入る、クリーンボーカルも少なくはないのですがそれでも決して聴きやすい作風ではないのですがどうしても引き込まれてしまう沼の深みがあります

単純にサウンド面だけ見てもかなり独自性が高く、ヘヴィなサウンドが好きな人にはぜひとも一聴してみてほしいと思ってしまうほどです

それはやっぱりただ悲痛なだけでなく、しっかり歌い上げるところは染み入るようなところがあるからなのかなと思います

年末に大きな衝撃を受けました、聴いてみてください

おすすめ曲

Defanged

Still Sickness

Haze

BUCK-TICK「スブロサ SUBUROSA」

昨年偉大なボーカルを亡くしたBUCK-TICK、現体制になって1枚目のフルアルバムとなります

誰も想定なんてできなかった事態が起きたのにバンドは止まることはなく、そしてそのすぐ1年後にこれだけの楽曲を揃えてアルバムを出すのだからBUCK-TICKは本当に強いです

楽曲面を見ても、これまでのBUCK-TICKとは明らかに違うんだけれど、でも音を聞けばわかる間違いなくBUCK-TICKを感じる、新体制としての進化を感じられるんですよね

というかシンプルにこれだけのキャリアのあるバンドがここまでのクリエイティビティを持ち続けていることに本当に頭が下がります

ここではあえて個別の楽曲を紹介するようなことはせずに、アルバムをまずは聴いてみることを強く勧めたいです

BUCK-TICKというバンドの凄さをその身を持って感じることになると思います

まとめ

2024年12月オススメの新譜まとめ、いかがだったでしょうか

2024年もいろいろなことがありましたが、音楽関係に絞ってみるとやっぱりとても楽しい1年でしたね!

2025年もたくさん音楽を楽しでいきたいと思います!

以上、2024年12月の良かったアルバム・EPを5枚紹介します!でしたー!

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