2024年4月の良かったアルバム・EPを5枚紹介します!

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音源紹介2024年4月やっていきます!

アルバム、EPから5枚をピックアップ、選考基準としては単純に良かったというのもそうですがわたしが紹介したいものを選んでいます

4月もライブに新婦とめちゃくちゃ楽しませてもらえました!

それではやっていきましょう!

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The Ghost Inside「Serching for Solace」

アメリカのメタルコア・メロディックハードコアバンドの通算6枚目のアルバムです

叙情性の高いメロディとハードコアな力強さが魅力のバンドですが、先行曲M2「Death Grip」が電子音強めのどっしりとしたグルーヴ感の強いかなりモダンな1曲でボロクソに言われていたこともあり、アルバムリリースまではどんな作品になるのか実際のところわたし自身もかなり不安視していました

しかしフタを開けてみるとM1「Going Under」から泣きのメロディで疾走するTGIらしさ全開で不安とか一気に吹き飛ばしてくれました

M2「Death Grip」だけでなく新しい要素を取り入れた新機軸な曲も入っているんですけども、アルバム全体を通すとそういった曲も一つのアクセントになるというか全体の流れはとてもいいです

そのうえでラストM11「Brethless」が泣きの疾走曲で特大シンガロングできる大優勝な1曲で素晴らしすぎるんですよね!そんでもって2周目M1「Going under」へ繋がるのがまた気持ちいい!

なんだかんだでやはりTGIは素晴らしいバンドです、ファンとしても変に不安がらずにどっしりと待っていれば良いんだなって安心させてくれますね。

ERRA「CURE」

アメリカのDjent・プログレッシブメタルコアバンドの通算6名目のアルバムです、2月の来日公演の盛況ぶりが記憶に新しいですね

ERRAといえばヘヴィかつテクニカルなサウンドだけでなく宇宙的な神秘性のあるサウンドが特徴的でしたが、近年ではやや音楽性をシフトさせつつあります

ヘヴィかつテクニカルなことに変わりはありませんが全体的にどっしりとしたグルーヴが強まり、音も詰め込むだけでなくあえて音数を少なくしたようなパートが際立ち浮遊感のあるサウンドエフェクトも相まって神秘性とは言わずとも芸術性は非常に高まっているように感じます

どの曲が、というよりもあるアム全体を通して聴いたほうが間違いなく良い1枚ではあるのですが、その中でも個人的な推しの1曲はM5「Slou Sour Blood」ですね

NINE INCH NAILSを彷彿とさせるインダストリアルサウンドとウルトラヘヴィなサウンドの噛み合いが非常にグッドです

そして今作随一の疾走イントロを聴かせてくれるM11「Pale Iris」はラストに向けて弾みをつけてくれる1曲でこれもお気に入りです

今作もやっぱりとても良い1枚です、ぜひともまたすぐに日本に来てほしいですね、そう遠くないはずという希望も込めてたくさん聴きましょう!

NORTHLANE「Mirrors’s Edge」

オーストラリアのDjent・プログレッシブメタルコアバンドのEP作品です

インダストリアル要素を盛り込んだ独自性の高いメタルコアは今作でも引き続き顕在で、同じくインダストリアル要素を取り込んだERRAを引き合いに出すまでもなくDjentとインダストリアルの相性の良さはNORTHLANEの過去の作品でも証明されています

NORTHLANEの場合だと芸術性とかよりもデジタルな雰囲気が強いのもバンドの個性があってとても良いなと思います

フィーチャリングアーティストも豪華で、特に同郷のスターでもあるParkwayDriveのヴォーカルWinston McCallをゲストに迎えたM3「Misama」は必聴ですね

個人的にはエレクトロ要素が強烈なM6「Dante」はダンサブルなDjentに仕上がっていてちょっと感動レベルです、それでいて決してチャラくなりすぎていないところも素晴らしいです

Belmont「Liminal」

アメリカのポップパンク・イージーコアバンドの通算3枚目のアルバムです

イージーコアと言ってもBelmontのそれはかなりユニークで、ただポップ・パンクにスクリームやブレイクダウンが入っただけでなくテクニカルな演奏やDjent由来の刻みが混ざったかなり独自性の高いイージーコアになっています

前作ではそこにラップボーカルや浮遊感のあるエフェクトにスクラッチサウンドなど様々な要素を取り込んだかなり今風な仕上がりになっていました

基本的には前作の延長線上と言った感じで良かった部分は変わらず、ややダウナーな部分もあった前作よりもかなりポジティブさが増していて気持ちよく聴けます

シンセとテクニカルなギターフレーズが絡み合いったイントロからラップボーカルで進行しサビでは思わず歌いたくなるBelmont詰め合わせなタイトルトラックM3「Liminal」

エモーショナルなギターリフから気持ちの良い疾走感で走るM5「Moxie」、シンプルにポップ・パンクとしても気持ちいいのがこのバンドの強みでもあるかなと感じます

国内のパンクやラウドファンは絶対好きなサウンドだと思うんですよね、ぜひとも聴いてみてほしい1枚です

soccer.「Seasons Move Forward」

東京を拠点に活動するエモ・スクリーモバンドのキャリア初のアルバムとなります

エモ・スクリーモと言っても現代のいわゆる「エモい」音楽とは全く異なった、もっと根源的なダイレクトに突き刺してくるような激情的な叫びや煽情的かつメロディックさのあるエモサウンドです

ゆったりとした語りが次第に叫びに変わっていくM1「Hurting」、儚さを感じるイントロのアルペジオから吐き捨てるように叫び散らすM2「Winter’21」、一瞬で駆け抜ける激情のショートチューンM5「Ⅳ」、そしてラストの日本語でしっかりと歌い上げるM7「Miracles」まで、わずか20分にも満たない1枚ですがとにかく刺さるという言葉が相応しい作品です

パンク好きな人やメタルやラウド好きな人にもめっちゃ気に入ってもらえると思いますし、あまり詳しいわけではないですが現代の国内エモシーン相当おもしろいと思っているので、色んなところと混ざり合いながら規模をデカくしていってほしいですね!今後も楽しみです。

まとめ

4月の音源紹介いかがだったでしょうか

楽しいライブもいっぱいすぎて予習に新譜あさりと4月の大変楽しめました!

それではまた来月、以上2024年4月の良かったアルバム・EPを5枚紹介します!でしたー!

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