04 Limited Sazabys 3rdアルバム「SOIL」全曲レビュー!初回盤特典映像にYON FESライブ映像も!

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04 Limited Sazabysの3rdアルバムSOILがリリースされました。

eureka以来2年ぶりのアルバムになるわけですけども、なんかすごく久しぶりに感じてしまいますね。というかめっちゃ待ち遠しかったです。

というわけで今回はフォーリミファン待望の、04 Limited Sazabys 3rdアルバム「SOIL」全曲レビューです。

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SOIL全体を通しての感想

全曲レビューの前に、まずはアルバム全編を通して聴いての感想です。いやね、今作なんかめっちゃ音良くないです?

音が全体的に分厚いというか、ラウドな感じではないんですけども音の輪郭がすごくはっきりしているというか。バンドの状態もそうですけども、ミックスだとかもすごくよく仕上がっていますよね。

もう最初に言っておくと、これまでの3枚のアルバムの中では一番です。CAVUやeurekaと比べてみても、一番フォーリミらしさがでていると思います。

リリース前からかなり期待度高かったんですけども、見事にそれに答えてくれていてさすがだなー。しっかりと時間をかけて良いものを作ってくれたんだなって伝わってきますね。

というわけでここからは一曲ごとにレビューしていきます。

全曲レビュー

①message

フォーリミにとっては久しぶりの全英詩の曲。どストレートなメロコアナンバー。

スピード感といい、一分ちょっとで駆け抜けていく感じといい、Rememberを彷彿とさせますね。Treasure05Xですでに聴いていましたけど、ライブでは短く演ったのかなって思ってたのでこの長さでフルだったってのはちょっとびっくりしましたね。笑

ストレートな曲も今のフォーリミが演ると新鮮に聴こえてくるし、アルバムの一曲目としてはめちゃくちゃ気持ちいい素晴らしいスタート!

②My HERO

気持ちの良かったmessageから、これまた気持ちのいいMy HEROに続くこの流れめっちゃいいです。なんというか、昔のフォーリミと今のフォーリミが繋がっていく感じ。

シングル曲ってある意味ではアルバムを作る上では制約になったりもするんですけども、シングル曲がしっかりと生きてくる曲順に置かれてると逆にシングル曲が映えるんですよね。

さらにはアルバム全体の流れとしてもすごくいいという完璧な配置。

③Brain sugar

速い曲が続いたあとは、少しテンポを落とした一曲。

最初のリフからもうツインギターが絡んだり離れたりする感じが気持ちいいですね。ギターメロが全体的にキャッチーで、サウンド自体はしっかりロックしていても曲の印象はポップに感じられるんですよね。

ギアーソロ後のけだるい感じのメロディもラストサビの盛り上がりを際立たせていていいですね。

④Utopia

キャッチーなフレーズの目立ったBrain sugarから一転、エッジの効いたハードなギターサウンドの疾走ナンバー。

ここの曲の流れも秀逸で、ギターサウンドがどちらも印象的なんだけども受ける感じは全然違っていて。

ギターソロ前のポエトリーだとか曲展開が単調にならないように工夫もされていて、アルバムの流れもさることながら曲単位でも純粋にかっこいいフォーリミ流のハードなギターロックですね。

⑤Milestone

これぞフォーリミって思わせられる、切ないメロディ。GENさんがTwitterでmonolithの続きを歌っていると言っていましたけども、サウンド的にもmonolithの頃のフォーリミから今のフォーリミへの変遷が感じられるんですよね。

サウンドもシンプルではあるんだけども曲全体から漂う透明感というか、歌メロとのかみ合わせがホントに素晴らしい。

この曲がアルバムの一つの山というか、中間部分のアクセントになっていて最初の大きな盛り上がりどころですね。

⑥Password

アルバム後半にさしかかってのミディアムテンポのゆったりとしたナンバー。ここまで全体的に速い曲が続いていたので、ここで少しペースを整える感じですね。

テンポを落とした曲になるとフォーリミのメロディセンスが光りますね、GENさんのハイトーンボイスと合わさった曲の甘さ。

激しい曲だけじゃなくって、甘い曲もしっかりと仕上げるのがフォーリミの振れ幅というかホントに一筋縄ではいかない部分ですよねぇ。

⑦Alien

フォーリミ史上おそらく最もヘヴィに仕上がっているこの曲。曲全体を通して文句のつけようのないくらいにかっこいい。

一番のサビ前のコーラスも今までとはまた違った感じで、RYU-TAさんともうひとりはこれKOUHEIさんかな?かなり面白い形になっています。

ギターリフもそうだし、ラストサビ前のブレイクダウンだとかかなりメタル寄りなサウンドになってますよね。

フォーリミの激しい曲としては新基軸なんだけども、しっかりと曲としてまとまってるのはさすが。

⑧Kitchen

ここでまたガラッと曲の感じが変わって、かなり遊び心の感じられるポップなナンバー。手拍子なんかも楽しげで、弾むようなリズム感も気持ちいい。

サウンド自体はしっかりとロックにまとまっていて、歌メロやギターフレーズのメロディックさでポップに持っていってる感じ。

歌詞も過去曲を彷彿とさせるようなフレーズが散りばめられていて、なんというかファンサービス的なニクい演出ですよねこれも。

⑨Galapagos

この曲もまた遊び心が溢れていますよね。GENさんの歌い方も茶目っ気たっぷりでRYU-TAさんも思いっきりシャウトしてて。

曲展開もなかなかハチャメチャで、ハードな序盤からゆったりとテンポを落としたと思ったらまた疾走、ラストサビに向けてメロディックに無理やりまとめていくみたいな。

バックでわちゃわちゃ喋りまくってても曲の邪魔になっていないというか、それが生きるような曲として成立させてるのがさすがというか。

しっかりかっこいい曲に仕上がってるし、聴いていてホントにおもしろい。

Kitchenもそうですけどもこれだけいい意味で遊べるのって余裕がある証というか、バンドの状態の良さがホントに伝わりますよね。

⑩memory lane

この曲はフォーリミのポップな面がしっかりと表現されているというか、甘くなりすぎないギリギリのラインのキャッチーさがフォーリミのポップソングなんですよね。

GENさんの声質がこのあたりはホントに絶妙で、サウンド自体はシンプルでもそこにGENさんのボーカルが乗るとちょうどいい甘さになるというか。

激しい曲でもしっかりとポップな部分を同居させてきたフォーリミだからこそのポップセンスですよね。

⑪Shine

ストリーミングサービス向けに先行配信されていたこの曲ですが、単体で聴くのとアルバムの流れで聴くのでは全然印象が違ってきますね。

特に前のmemory laneからの流が良いというか、ゆったりとしたポップな曲が続いているのにまた違ったテイストでShineの場合はすごく優しい感じというか。

バンドサウンド以外にも鉄琴の音などがはいっていて綺羅びやかになりつつも、壮大になりすぎないちょうど良さというか。

激しい曲を揃えていた前半から中盤では遊び心をいれつつ、ラストでは純粋にいい曲を並べていくアルバムの曲順構成がもう上手ですよねぇ。

⑫Squall

そしてラストはSquall。最近ではライブのラストに演奏されることの多かったこの曲がアルバムでもラストを務めます。

Shineが終わってからのエンディング感というか、まさに映画とかの最後のエンディングみたいな位置づけのように感じますね。

ここもやっぱりシングル曲の配置が絶妙で、ある意味でかっちりしたSquallみたいな曲は序盤の激しい曲と並べるのも中盤の遊んだ曲と並べるのもちょっと違って感じるので、やっぱり置くとしたらこのラストがベストなんだよなって思います。

実際しっかりと機能してると思いますし、初めてシングルを背負わせられる曲と言っていたように曲自体はめちゃくちゃいい曲でもあるわけで。

アルバムを締めくくるラストとしてはこれ以上はないよなーって思わせられますね。

初回盤特典映像にYON FESのライブ映像!

初回版の特典映像には、2018年のYON FESのライブ映像SOILの製作ドキュメンタリーが収録されています。

アルバムを一通り聴いたあとに製作ドキュメンタリーを観ることでメンバーがそれぞれの曲にかけた想いが伝わってきますし、曲に対する感じ方も変わってきます。

SOILが良いと思った人はぜひともドキュメンタリーを観ることをオススメしたいですね。

そしてドキュメンタリーもいいんだけどもやっぱりライブ映像ですよね!YON FES2018のフォーリミのライブ映像が収録されれています。

収録曲としては、

DAY1

  • My HERO

  • fiction

  • hello

DAY2

  • Chicken race

  • swim

  • monolith

  • Squall

となっています。

YON FES2018はわたしも参戦していましたが、あらためてライブ映像を観るといいライブだったなーって思い出しますし、来年も行きたいって思えちゃいますよね。

初回盤はレンタルには回らないと思うので、ドキュメンタリーやライブ映像が観たいって人は初回盤を買っちゃいましょう!

ライブがめちゃくちゃ楽しみ!

ということで今回のアルバム、個人的にはめちゃくちゃ大好きなアルバムになりそうです。初見でかなりビビッときましたし、聴き込んだらさらに良くなりそう。

これはもうホントにライブがめちゃくちゃ楽しみですね。今回のSOILのツアーは前半が対バンツアーで後半がワンマンツアーになっていますが、まずは前半の対バンツアーでは岐阜公演が確保できたので思いっきり楽しんできたいと思います。

後半のワンマンツアーも名古屋公演はチケット狙っていきます。できれば2DAYS両方共いきたいなー。こればっかりは運も絡むからなんとも。気合でチケットもぎ取りに行きます!

以上、04 Limited Sazabys 3rdアルバム「SOIL」全曲レビューでしたー。

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